Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

吸血鬼のフォークロア

書籍8巻でのルプーの語りや、風呂でのシャルティアの言によると「招かれないと建物に入れない」や「流れる水に浸かると滅ぶ」などの吸血鬼の弱点は、あくまで民間伝承でありシャルティアはこれらの特徴は持っていないようだ。

たしかにこれらをCRPGで再現するのは大変だし、弱点ばかりだと実際の運用に支障をきたすことになる。
数々の設定も、実在の伝承元からのものでなく後の創作で肉付けされた物も多く、これらの有無に目くじら立てることも無いだろう。
しかしD&D3.5eはファンタジー世界のシミュレーターとしての性質を持つためか、細かい点も偏執狂なまでにルールで定められている。


以下3.5eでのヴァンパイア・テンプレートで得る能力

能力値の上昇(筋力+6、敏捷+4、知力+2、判断力+2、魅力+4、耐久力は失う)
外皮ボーナスが+6上昇
ダメージ減少10/銀および魔法
種族ボーナス特技《イニシアチブ強化》《鋭敏感覚》《回避》《神速の反応》《迎え討ち》
技能ボーナス (隠れ身、聞き耳、視認、忍び足、真意看破、捜索、はったり+8)
[電気]と[冷気]に対する抵抗10
退散抵抗+4
ガス化形態(シャルティアがアインズ戦でやってたアレ)
スパイダー・クライム(垂直壁歩き)
肉体攻撃による生命力吸収(レベルドレイン)
吸血行為(耐久力ドレイン)
目を覗き込むことで支配(シャルティアがやってたアレ)
同族作り
夜の子供たち(ネズミの群れ、蝙蝠の群れ、オオカミの招来、シャルティアがやってたアレ)
別形態(蝙蝠やデカい狼に変身)
高速治癒、通常ダメージでHPが0になってもガス化して逃走でき、棺にたどり着いて休息すれば回復する。
ニンニクの強い臭いに近よれない
聖印や鏡を見せつけられると近よれない
流れる水に対する脆弱性(船や棺で運ぶならOK)
建物への侵入の制限
太陽光を浴びると灰になる
心臓に木の杭を突き刺されると即座に滅ぼされる、抜くと再び甦る
首を切り落とし、その口に聖餅を詰めると滅ぶ

追記:ヴァンパイアのクレリックは悪、欺き、混沌、破壊の中から2つの領域を選択、
またウィザードなどの使い魔はラットかバットに限られる。

 

こーいう能力の一つ一つに「叩きつけ又は肉体武器でラウンド毎に1回、生きているクリーチャーに2Lvドレイン、1LvごとにHPは5回復、これで殺された人型生物もしくは人怪は埋葬されてから1d4日後にヴァンパイア・スポーンとして甦り主人に隷属する、支配できる上限は自分のHD×2までの合計HD数の同族、これらは超常能力」みたいな処理が引っ付いてくるので面倒でたまらない。

吸血鬼でのプレイという厨二ロマンをD&D3版で満たしたいなら、ハーフ・ヴァンパイア・テンプレートぐらいで済ましとくのが無難だろう。
レベル調整値のわりに強くはないが、ハーフヴァンパイアってのも、かなりアレな感じにきてるしね!