「嘘……本当に魔法使い……あれだけの肉体能力を持った……? ハハ……冗談。あり得ないでしょ……」
Web版-邪神-1にて、アインズ様は石の玉座を軽く持ち上げ投げつけてクレマン子を盛大にビビらせていた。
通常、肉体的には貧弱とされる術者がこのようなパワフル行為を行うのにどれだけ筋力がいるのか計算してみると、2t≒4400ポンドを軽荷重として持ち上げ投擲できる筋力は、おおむね46以上必要となる。
これがどれだけあり得ない数値か、D&D(3版系)に詳しくない人でも解りやすそうなデータを引っ張ってくると…
筋力
10:1Lv一般人、リッチ(サンプルデータ)
18:1Lv人間の限界(重量挙げオリンピック級)
21:オーガ、ジャイアントコックローチ
27:ロビラー卿(24Lvファイター1本伸ばし、HFOの鑑)
30:アフリカ象、トリケラトプス
35:クラウド・ジャイアント、くじら
40:20Lvバーバリアンが超激怒(ベルトと本で強化済み)
45:レッド・ドラゴン(グレート・ワーム、超巨大サイズ)
46以上:あいあい あいんず様
-----------------神格の壁---------------------
42:大いなるクトゥルフ(Pathfinder RPGでは56)
46:グルームシュ(オークの主神)、モラディン(ドワーフの主神)
53:バハムート
55:ヘラクレス
92:トール
一番下のマイティ・ソーは見なかったことにするとして、数値の持つ意味がどれほどのものか分かっていただけると思う。
*荷重計算や組み付き、突き飛ばし判定にはサイズ修正などがかかるため、実の所アインズ様がアフリカ象と相撲をとってちょうどよい勝負ぐらいになる。
つまりアインズ様の筋力はプリキュアと同等の可能性が
*こうして見るとトンでもない能力値(実際とんでもない)に見えるものだが、実は筋力は比較的ブースト呪文が豊富で秘術使いは上げやすい。
思考実験レベルだが、某ブログで和訳されたルールのみを使い筋力84まで上げたウィザードを見たことが…
げにおそろしきはパワープレイヤーである。