Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

アイテム その8

D&D wikiのHomebrew(自作データ)の所でアインズ様のデータを見つけた。

アインズ・ウール・ゴウン
属性:混沌にして中立
領域:死、戦争
神格ランク:下級神

まあ誰でも思いつく程度の物だし、属性はどっちかというと秩序悪じゃまいかとか色々あるんだがとりあえず、「ぼくのかんがえた、さいきょうのぷりきゅあ」キュアフェリーチェ最終決戦Ver.)に比べたら(データ量的に)ザコっすね!

あとどうでもいいけど種族:モモンガってのはどうなんだろうね…
我々日本人がドイツ語だとなんとなくかっこいい、と感じるように外人は「モモンガ」という語感になんとなくエキゾチックな物を感じているのか?
だとすれば、オバロの「モモンガ」及び「モモン」も、それほど奇妙な名前と言う訳ではないのかも。

以下本題

 

〈蛍光棒〉7巻やオバマスに登場
《陽光棒》 2gp
オバロでの蛍光棒は、所謂サイリウムを彷彿とさせる練金アイテムであったが、D&Dの陽光棒は長さ30cmで先端に金の小片がついた鉄の棒という、でっかいマッチのようなアイテムである。

松明と違い風や水で消える事も無く、カンテラほど邪魔ではないので照明として優秀であるが、松明は松明で安いし火が使えたり利点が無いではない。まあ魔法的/非魔法的にかかわらず光源は複数用意しておくのが冒険者の嗜みだろう。

 

"その名も五色聖剣" 14巻216p
D&Dで再現するなら
+1フレイミング・ショック・コロウシヴ・スクリーミング・フロスト・ロングソード
この剣、金72,315gp也。

たかーい!ちいさなお城が買えるね。

火、電気、酸、音波、冷気と5種のエネルギーダメージ揃い踏みといった感じだが、補足させてもらうとこの内、音波だけが他の追加ダメージより弱めになっている。(音波は+1d4、他は+1d6)

これは音波に対する抵抗力を持つモンスターがかなり少ないために、ゲームバランスを考えての事と思われる。

武器追加エネルギー以外の例をとってみても、たとえば音波エネルギーで大ダメージを出せれる高位呪文は存在しなかったり、呪文修正特技《呪文エネルギー変更》でも変換先のエネルギーに音波は含まれていなかったり。

 

パワードスーツ 14巻272pぐらいから

D20 Futureのメカルール使えばパワードスーツをD&D3版系で再現できるな、と思ったが、オバロと違い大型サイズのメカに乗り込んだ時点でHPが+100されるので、アズスが強くなりすぎちゃう。3.5版とモダンのルールをちゃんぽんするのもメンドクサイし、妄想だけでやめておこう。

 

〈ブラスティングスタッフ〉 14巻405p にせアインズ装備
吹き飛ばし効果/ノックバックに特化した杖との事だが、まずD&D3版系の通常ルールにおいて《突き飛ばし/Bull Rush》は標準アクション又は突撃時に近接攻撃の代わりに行なうことができる戦闘オプションの1種である。
筋力ベースの判定に成功する事により敵を思うがままの方向に押しやる事が出来るが、ダメージを与えることはできない為、「崖のすぐ近くで飛行能力を持たない敵とのバトル、自分はモンク」などの特殊なシュチュエーションで「必殺 暗黒流れ星」を狙わない限り使う事は少ないだろう。

しかしクラウニング能力(秘術大全)やノックバック能力(戦士大全)を持った武器、特技《突き押し/Knockback》(石の種族)があれば、〈ブラスティングスタッフ〉のように攻撃ごとに突き飛ばし効果を乗せる事が出来る。

*これらは一般的に術者より壁タンク向きの能力であろうが、未訳サプリ「Dungeonscape」記載のファイター代替クラス特徴《ダンジョンクラッシャー/Dungeon Crasher》とあわせればアタッカーとしての強力なシナジーを発揮する。
大型または優れた体格持ち種族、《突き飛ばし強化》、《突き押し》、ファイター2から6Lv以上、飛行能力、移動してフルアタックする能力と前提が多いが、コンボを決めれば「上空から突き飛ばし効果を乗せたフルアタック、敵は地面にぶつかるたびに追加大ダメージ」というドリブル殺法により瞬殺!…DM様から使用禁止を言い渡される羽目になる。