Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

呪文 その23

〈文字解読の魔法〉?階位 セバスのメガネの効果

《コンプリヘンド・ランゲージズ/言語理解》 ウィザード、クレリック、バードほか1Lv
接触した本などの文章の内容を理解できる、1分で約1ページ。
アインズはスクロールはもっているが習得してはいなかったようだ。

追記:10巻352pでフールーダが「読解の魔法(効率は悪い)」について触れていた、こちらのほうが近いか?


〈ディメンジョナル・ロック/次元封鎖〉 デミウルゴスのスキル、対イビルアイ戦

《ディメンジョナル・ロック/次元間移動拘束の場》ウィザード、クレリック8Lv
半径20フィート内の次元間移動を封じる、セーヴ不可なのが地味にいやらしい。
低位呪文として対象が単体の《ディメンジョナル・アンカー/次元間移動拘束》4Lv呪文もある。

*D&Dにおいて瞬間移動はすべてアストラル界を経由しているという設定。

 

追記:「亡国の吸血姫」にて第8位階魔法であること、天使や悪魔など異界の住人は同効果のスキルを持つ事が明記された。

 

さらに追記:D&D3.5eでのディメンジョナル・ロックはセーブ不可及び呪文抵抗不可なのでアンティマジック・フィールドでもない限り必ず効く。
また次元間移動を一通り防いでしまうので、テレポ系の転移以外にもブリンク呪文(瞬間的にエーテル界と行き来して確率回避)やシャドウダンサーの影渡り、モンクの縮地までもが防がれてしまう。

このようにほぼ全ての瞬間移動が阻害されてしまい、Gディスペル・マジックでの解呪はともかく遠距離から転移阻害範囲内に転移する方法は一見存在しないように見えるが、例によってこれにも1つだけ抜け道がある。

ウィッシュ呪文の効果例の一つに「別な場所へ運ぶ」というのがあり、転移先の状況に左右されずに何処であろうと運ぶ事ができるとある。またこれにはテレポ系呪文につきものの(瞬間移動)(アストラル界呪文)などといった副種別が付かない。
つまり次元間移動を使わずに現実改変効果でいきなり飛ぶことが出来るわけだ。

まあ3.5版でのウィッシュ呪文は経験値消費が重いので気軽に使える戦法ではないだろうが、高レベルキャラなら一考の余地はあるかと(ルール記述の隙を突いたものなので要DM相談かも)。


〈最寄の街への転移〉 ?階位 Web版-魔法

《シティ・ストライド》 バード6Lv呪文 「宿命の種族」出展
術者と接触した仲間は、100マイル以内の行った事のある都市へ瞬間移動できる。
バードは専門術者クラスに比べ呪文習得が遅く、6Lv呪文に手が届くのは16Lvである。
ウィザードやクレリックが別次元にも精密テレポート出来るレベル帯で、こんな呪文は使ってられない。
バードにはもっと良い専用呪文もいっぱいある為、記憶から消していい呪文である。


〈パーティーメンバーを集結させる転移〉 ?階位 Web版-魔法

《リグループ》 ウィザード3Lv 「プレイヤーズ・ハンドブックⅡ」出展
転移に同意しているクリーチャーは、術者に隣接しているマス目に瞬間的に移動する。
パーティ単位でテレポ逃走する為の前準備や態勢の立て直しに、非常に便利な呪文。
しかしながら3Lvは他にも便利な呪文がひしめき合っている為、このようなコンボ前提の呪文は要らないという人も多いだろうが、「三十六計逃げるに如かず」も忘れずにあらゆる状況に対応出来るよう準備することが重要である。


〈短距離転移を時間内であれば無数に繰り返せる転移〉 ?階位 Web版-魔法

《ディメンジョン・ジャンパー》ウィザード、バード5Lv「魔道師大全」出展
1ラウンドに1回、移動アクションで30フィート内に瞬間移動できる。
グレーター版9Lv呪文では、即行アクションで60フィート内への瞬間移動。
この呪文と《日輪門派》というモンク向け戦術特技を組み合わせれば、テレポを繰り返しながら殴りかかるというキュアパッションの戦法を再現できる。(どうでもよい)