Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

呪文 その9

〈グレーター・マジックアキュリレイション/上位魔法蓄積〉?位階 Web版 侵入者6
〈グレーターマジックシール/上位魔法封印〉書籍版シャルティア戦 エルフ王デケム戦

《グレーター・スペル・マトリックス/上級呪文マトリックス》ウィザード9lv 『呪文大辞典』出展
3Lv以下の3つの呪文を格納して保持、後に即行アクションにより格納しておいた呪文を一斉に発動することが可能となる。
D&D3.5eの高レベル戦闘、特に術者は1ラウンド中に出来る行動をいかに圧縮して増やすかがキモなので、こういう呪文は腕の見せ所でもあるのだが、たまにはアインズ様のようにマジックミサイル乱れ撃ちみたいなイカす使い方をしてみたいものである。

 

〈アブショーブション/吸収〉?位階
《アブソープション/吸収》 ウィザード9lv『呪文大辞典』出展
シャルティア戦でのバフに使用。
定量までの呪文を吸収し、自分の習得呪文を発動するのにその魔力を使用できる。

 

〈インドミタビリティ/不屈〉?位階 
《インドミタビリティ/不屈》 ウィザード5lv『呪文大辞典』出展
シャルティア戦でのバフに使用。
ヒットポイントが0以下になるようなダメージを受けてもHP1で1度だけ耐える。
[即死]効果による死亡には効果はない。

 

〈ウォール・オブ・ストーン/石壁〉?位階
《ウォール・オヴ・ストーン/石の壁》 ウィザード、クレリック5lv

シャルティアが対アインズ戦にて〈グラビティメイルシュトローム〉を止めるのに使用。
D&D3.5eで同様の戦法を再現するには待機アクションを用いるか割り込みで呪文を発動する必要があり、このような使用法はD&Dではあまり一般的とは言えない。

他にもD&D3.5eでは水、火、風、煙、氷、鉄、力場、イバラ、砂、鎖、歯車など多彩な壁呪文があるがどれも敵戦力の分断、戦場コントロール術として非常に有効である。このため壁呪文好き(ウォール愛好委員会)を自称するD&Dゲーマーも多い。

 

追記:"魔法詠唱者の力量によって壁系の魔法は―ものによるが―強度や耐久性が変わる" 15巻p141

D&D3版系のウォール・オヴ・ストーン呪文は発動者の術者レベルにより石壁の厚み、ヒットポイント、一撃で破壊する為の筋力判定難易度が変化する。
まあ容易く壊されたくないのなら上位呪文である《ウォール・オヴ・アイアン》による鉄壁や、持続時間は短いが破壊方法が極めて限定される《ウォール・オヴ・フォース》呪文の力場障壁など、状況に応じて切替えてゆこう。