Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

「ソス卿はどうしてデスナイトになったんですか?」

エルフとか好きだから!

もはや懐かしいあずまんがネタは置いといて、オバロ作中で描写が多くまたレベルやスキルが判明している、フールーダが支配できなかったなど、考察ネタには困らないモンスターのデス・ナイトである。

D&D系においてデス・ナイトは古くからある有名モンスターの一つであり、この視点からオバロのデス・ナイトの能力とか考察できないかと思いAD&D1st、2nd、D&D3.0e、D&D4th、D&D5thなど各版のデスナイトのデータを調べてみたのだが…どれもオバロの能力設定に似ているところが無い、全くの無駄足だった。


これだけで終わるのも忍びないので余談として付け加えると、D&Dシリーズでデスナイトが人気者な理由の大半は小説「ドラゴンランス」シリーズでかっこいい悪役の「ソス卿」として出演した為。


*なんとなく自分の中でソス卿はエルフ萌えの第一人者というイメージがあったが、冷静に考えればそんな事はないし、キティアラはビキニアーマーを着ているようなイメージがあったが、そんな事もなかった。

 

追記:Lord Sothでググってみると、やたらとソス卿VSダース・ベイダーが引っかかる(D&D系で無いキャラだと他にはソスVSウィッチキングとか)
まあ有名人気ヴィランの宿命というべきものかw

 

さらに追記:AD&D1st~3eまでの歴代デス・ナイトに共通する特性の1つに、アンデッド退散/Turn undeadに完全耐性を持つというささやかな(そして珍しい)能力がある。
ところ変わって初代ファイナル・ファンタジーにおいてもデスナイトは種族カテゴリをアンデッドとせず追加耐性でアンデッドの特性に寄せるという手法により、不死系でないからディア系魔法が効かない≒ターンアンデッド無効、としてこの能力が再現されている。

AD&D1stのモンスター丸パクリで有名なFF1ではあるが、なにもここまで力業で再現しなくても…と思わなくもない。