Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

"森の賢王" ハムスケ

アウェイクンド・ジャイアント・ジャンガリアンハムスター 脅威度7

真なる中立、大型サイズの魔獣(変性種動物)

ヒット・ポイント:90(9D10+36)

イニシアチブ+4;知覚 暗視60フィート、夜目

移動速度:40ft、登攀20ft

アーマ・クラス:18、接触12、立ちすくみ15(サイズ-1,敏+3,外皮+6)

基本攻撃/組み付き:+9/+19

攻撃:爪= +16近接(1d6+6)または 尾の打撃= +15近接(1d8+6)

全力攻撃:爪+16(×2)及び 尾の打撃+13

セーヴ:頑健+10、反応+9、意志+4

能力値:筋力22/敏捷力16/耐久力18/知力11/判断力12/魅力8

技能:<隠れ身+4>、<聞き耳+9>、<視認+9>、<忍び足+4>、<水泳+11>、<登攀+11>

特技:《鋭敏感覚》《複数回攻撃》《外皮強化》《武器熟練》(爪)

擬似呪文能力(術者レベル9)
 3回/日 ブラインドネス(DC11)
 1回/日 チャーム・モンスター(DC13)

出現環境:温暖/森林

編成:単体


ダイア・ラットをベースに覚醒して魔獣化、HDの強大化、サイズ大型へ
レジェンダリィ・アニマルにでもしようかと思ったが強くなりすぎるので断念。

 

追記:D&D3版系にはハムスターのデータは無かったと思うが(MMのネズミのデータで代用しろと書かれているのが大半)、AD&D2ndのキャンペーン・セッティングの一つ「スペルジャマー」のサプリメントに掲載されたモンスターの中には「ジャイアント・スペースハムスター」という大型サイズのハムスターが存在した。

モンスター解説を見てみると、ハムスターの肉はスパハム(spaham)と呼ばれ美味であり、ノームが巨大な宇宙ハムスター牧場で繁殖させているとか、明らかにギャグとして書かれているのが分かる。


まあ、これだけなら和訳もされてない日本ではマイナーなサプリのモンスターであり、ハムスケとの関係性は薄そうであるが、AD&D2ndをベースとしたコンピュータRPG「バルダーズ・ゲート」シリーズにおいて仲間に出来るレンジャー「ミンスク」が、ミニチュア・ジャイアント・スペースハムスターの「ブー」(どう見てもただのハムスターであるが、おつむが少々アレなミンスクは巨大宇宙ハムスターのミニチュア版と信じているw)を相棒として溺愛し、また彼らコンビはかなりの人気を博した。


うろおぼえだが過去の感想返しで、丸山くがね氏はバルダーズ・ゲートだかネヴァーウィンター・ナイツについても触れており、ここから「ペットに巨大ハムスター」の発想が生まれたのかもしれない…