Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

"逸脱者"フールーダ・パラダインのローブの色

オーバーロードWeb版、大虐殺-2においてフールーダはかつての純白のローブではなく、漆黒の姿で現れた。
非常に解りやすい悪墜ちビジュアルではあるし、ガンダルフが白のローブで復活した逆パターンと見る人もいるだろうが、D&D系ではさらにはっきりとした意味を持つこともある。

ぶっちゃけると魔法使いのローブの色が属性で決められている場合がある。

 

DMG記載のアイテム《ローブ・オヴ・ジ・アークマギ/大魔道師のローブ》75,000gpは色が白色、灰色、黒色の3色いずれかであり、それぞれが善、中立、悪属性に対応している。(秘術使いが逆属性の色のローブを纏うと、負のレベル3を受けてしまう)


またD&D系小説「ドラゴンランス」シリーズにおいて、仲間である赤ローブ(中立)の魔術師レイストリン・マジェーレが裏切りの末、黒ローブ(悪)の魔術師として主人公たちの前に現れるシーンがある。
ファンタジー小説に詳しい人ならこちらを思い出す事だろう、黒ローブ装備フールーダの直のインスパイア元として可能性は大きい。


*ほかに関係ありそうな事としてドラゴンランスには「パラダイン」という名の善神がいるが、普段は正体を隠しボケ老人魔術師としてウロウロしている。
丸山くがね氏が「ドラゴンランス」シリーズを読んだことがあると見て間違いないだろう。