コキュートスの描写を読み返してたついでに気付いたので書いておく。
以下はモモンへの初依頼でゴブリンに遭遇したシーンであるが、
"潰れた顔に平べったい鼻を付け、大きく裂けた口に小さな牙が上向きに2本生えだしている。肌の色は明るい茶色。油で固まったようなぼさぼさに伸びた薄汚い髪は黒色をしている。"
これはWeb版でも書籍でも変わっていない箇所だが、ご存じのとおりイラストおよびアニメではゴブリンは緑系の肌色となり、頭もハゲだった(エンリ配下の軍団は個性化の為、髪色も多彩だったが)
例によってこれは「モンスター・マニュアル3.5版」での描写まんまであるが、なんとなくみんなの共通認識にある緑肌ゴブリンと丸山くがね氏の認識にちょっとした違いがあったというだけでたいした問題では無い。
問題の一番気にかかる箇所は、アウラの容姿について作中で"薄黒い肌"とされているところである。
ラノベ的イメージで自動的に褐色肌ダークエルフを想像していたが、ひょっとしたらそれはD&D伝統の"黒い肌"かもしれないのだ。