Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

守護者たちの属性は?

オーバーロードのキャラクターたちの属性:カルマ値をD&Dの属性に当て嵌めたら?という話題を見かけた。
あまり意味の有る考察とは思えないが、D&D3.5eの一部のクラスは属性制限があったり、種族によって属性の傾向が分かれていたりするので考察材料としては十分であり、ソレによって確定的であろうキャラクターのみちょっと考えてみる。


セバス・チャン

オバロでの属性は 極善(カルマ値:300)
D&Dでは 秩序にして善

モンクには秩序しかなれない属性制限があるため確定。
厳格な戒律を守り修業を積んでいくような人物でなければ、鉄の悪魔を叩いて砕く様には成れないのだ!

*モンクは16Lvで"気"打撃(アダマンティン)を得て素手でアイアンゴーレムのダメージ減少を貫通できるようになる、オーバーロードでのスキル〈アイアン・ナチュラル・ウェポン〉の元ネタと思われる。

 

マーレ・ベロ・フィオーレ

オバロでの属性は 中立~悪(カルマ値:-100)
D&Dでは 中立にして悪

種族ダークエルフ(ドラウ)は"通常は中立にして悪"(あくまで通常の傾向で例外多数有り)。またクラス:ドルイドには属性のどちらか1軸は中立でなければいけないという制限がある。
しっかし、だいたい中立にして悪のキャラクターってろくでもない悪党だったりゾンビだったり、他の属性に比べあまり良いイメージが無い…

 

アルベド

オバロでの属性は 極悪(カルマ値:-500)
D&Dでは 混沌にして悪

サキュバスの属性は"常に混沌にして悪"である所から。(極めて少ないが例外有り)
余談だがアルベドバイコーンを召喚する能力は、DMG記載の上級クラス《ブラックガード》の"魔物のしもべ"っぽい。

 

ルプスレギナ・ベータ
オバロでの属性 は凶悪(カルマ値:-200)
D&Dでは 混沌にして悪

ワーウルフの属性は"常に混沌にして悪"。
D&Dのライカンスロピーは病気扱いだが呪いに近い部分もあり、感染や満月での変身、治療など特殊ルール満載でめんどくさい(システマチックなくせに煩雑なのが3版らしさか?)
ちなみにワーウルフは動物と人間の混ざったような中間形態にも変身できるため、ケモナーの人も安心されたい。

 

追記:3版サプリメント「不浄なる暗黒の書」には悪の性向、フェティシズムの一つとしてサディストもルール化されている。
ものすごい傷を相手に与えたら次のターン、判定に+1状況ボーナスだそうだ。

それにしても「マゾヒストのヒットポイントが、全快していることは滅多にない(遭遇時-10~30%)」というのが笑える。