Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

呪文 その17

〈マジックディストラクション/魔法解体〉?位階
《ディスペル・マジック/魔法解呪》 ウィザード、クレリックほか3Lv グレーター版6Lv
シャルティアが対アインズ戦で〈オブシダント・ソード〉を解呪するのに使用。
解呪判定は術者レベルが同じで成功率50%なので、書籍3巻367pで書かれたとおり純術者でないシャルティアには分が悪いと思われる。
(判定にボーナスを得る手段もいろいろ有るが)

それとよくある事だが、ラノベファンタジーなどで〈解呪〉と書いてあると《ディスペル・マジック》だったり《リムーヴ・カース》(呪いを解く)だったり「ターン・アンデッド」だったり、混在していたりして紛らわしい。

 

〈オブシダント・ソード/黒曜石の剣〉?位階
《モルデンカイネンズ・ソード/モルデンカイネンの剣》ウィザード7Lv ?
「魔法使いが空飛ぶ剣を操り攻撃する」というのは非常にありふれた発想の上、剣を飛ばす呪文は他にもいくつかあるので、この呪文が元ネタとは限らない。
が、わりかし古くからある呪文で基本ルールブックに載っているので第一候補ではある。

追記:クラシックD&Dでは、モルデンカイネン先生の個人名が省かれ、《スォード》呪文となっていたようだ、変な名前。

さらに追記:もしかすると黒曜石の剣という呪文名は、モルデンカイネンの作り上げた要塞「黒曜石の砦/オブシディアン・シタデル」から取ったのかもしれない。

 

〈パーフェクト・アンノウアブル/完全不可知化〉第9位階
《スペリアー・インヴィジビリティ/高位不可視化》「秘術大全」ウィザード9lv          「呪文大辞典」で8lvに変更強化
音も匂いも振動も出さず下位の透明対策呪文(シー・インヴィジビリティやグリッターダストなど)、鋭敏嗅覚、擬似視覚、振動感知、非視覚的感知でも感知されない最上位の不可視化呪文だが、《トゥルー・シーイング》呪文では見破られ、さらに多くの上位悪魔はトゥルー・シーイングを常時発動の擬似呪文能力/Spell-like abilitiesとして持っているため安心は出来ない。

 

〈フローティング・アイ〉 ?位階 
《アーケイン・アイ/秘術の眼》 ウィザード4Lv
ドラマCDでアインズが偵察に使っていた空飛ぶ目玉。

名称からこの呪文だとは思うが、目玉飛ばし系呪文は多いのでこれが元とは限らない

追記:魔法的感知器官(不可視状態)は精神集中している間、移動させる事が出来る。また上位呪文の《アイ・オヴ・パワー》ではこの器官を通して3Lv以下の呪文を発動する事が出来る。

 

〈ポイズン/毒〉 ?位階
《ポイズン/毒》 クレリック4Lv ドルイド3Lv ほかアサシンなど
毒で耐久力ダメージを与える接触呪文。