Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

D&Dと指輪物語

注:今回はオーバーロードは関係ありません。

 

D&Dと指輪物語の共通点は(意外に)少ない。
これはD&Dの成立と指輪物語の関係性について調べたことがあるなら当然わかってもらえると思うが、その点を考慮してもなおファンタジーにおける指輪物語の重要性は大きく、トールキン成分を除外しているように見える今のD&Dにおいても、その影響はふとしたところに現れてくることがある。

 

"上級アーティファクトは簡単には破壊できない。どの上級アーティファクトにもたったひとつの、特別な破壊方法があり、これらはあらかじめDMが決めておくべきである。たとえば、あるアーティファクトは以下のうちいずれかの方法で滅ぼすことができるかもしれない。
例1:ドラゴンのユースラックスの巣である火山に投げ込む。"ダンジョンマスターズガイド3.5版より

すごく「一つの指輪」っぽいです

 

"ドラゴンは財宝を敷きつめ、山と積み上げ、自身の身体に合わせて形を整えて寝床をこしらえるのを好む。ドラゴンがグレート・ワームの域に達する頃には、外皮の中に何百もの宝石と硬貨が埋もれているはずである。"―モンスターマニュアル3.5版 トゥルー・ドラゴンの解説より

すごく「黄金竜スマウグ」っぽいです

 

ハーフリングは昔ホビットだった、とかバロールはまんまバルログだとか、そういう細部ではなくてファンタジー世界の基礎的な部分で、トールキンの影響は避けて通れないようです。


*グレート・ワーム(大長虫)とは1201歳以上のドラゴンを指す

 

追記:トールキン成分の除外についてだが、例えばここのサイトでは解り易さ優先でミスリル/Mithril表記になっているが、D&Dでは随分前からミスラル/Mithralである。
とはいえ別にどっちをつかってもD厨から突っ込まれることはないだろうし、オーバーロード作中でもミスリルがたまにミスラルになっていたり、ゲーマーの頭の中では両者は完全に同一の物として成立しておりミスリルチェインだろうがミスラルチェインだろうが深く考えて使い分ける必要はないと思われる。
あえて注意が必要なのはうるさ型のマニアが少なくないトールキンファンの前でぐらいだろうw