Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

西の魔蛇 リュラリュース・スペニア・アイ・インダルン

書籍8巻では数多くのモンスターが登場しそれらはD&Dで馴染み深い物も多いが、その中でも特に気になるのはアインズの心を読んだナーガの能力である。

モンスターマニュアル3.5版には4種のナーガが記載されているが、属性や能力から推測してどうやらその内のダーク・ナーガがインスパイア元となっているようだ。

このナーガは常時発動の超常能力として思考探査(ディテクト・ソウツ)を持ち、また本人は心を読まれる行為に対し完全耐性を持っている。
技能として《真意看破》のランクもあり、ここらの能力を使ってアインズに対し上手く立ち回ったのだろう。
呪文能力も7Lvソーサラーとしての秘術使い(3Lv呪文が使える)であり魔蛇というに相応しい。

多芸で空気の読める彼はナザリックでも上手くやっていくことだろう。

 *超常能力は呪文抵抗の影響を受けないため、アインズの魔法防御を無視できる

 

追記:"「ふむ。普通の注意だ、などと思った者が多いようじゃな。」" 書籍12巻-175p

その後、エ・ランテルの入国管理官に無事再就職した模様。
リュラリュースの能力にマッチした、天職だといえよう。