Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

アイテム その4

〈小鬼将軍の角笛〉
ゴブリン軍団の召喚条件についていろいろ考察されているゴブリン将軍の角笛ですが、これにも元となったと思わしきアイテムがあります。

《ヴァルハラの角笛/Horn of Valhalla》 50000gp
4つの種類があるこの角笛は1週間に1度、自分のために戦ってくれるバーバリアン数名を招来できるという、とても北欧神話っぽいアイテム。

角笛起動のための前提条件は

  • シルヴァー:特になし
  • ブラス:呪文の使い手1Lv以上
  • ブロンズ及びアイアン:軍用武器への《習熟》または“呪歌”能力(バードの能力)

これから推測して軍団召喚の3つの条件とは…ぜんぜん分かりませんねwクラス能力っぽい気もしますが、それだとユグドラシル時代に分かりそうなもんですし。
*ちなみにAD&D2ndの頃はクラスによる制限、5版では3版をさらに緩くした感じの条件になっている

 

追記:北欧神話っぽいとざっくりと書いたが、源流を辿ればオーディン率いるワイルドハントにおいて吹き鳴らされる角笛が原型のような気がする。
ここからユグラドシルの運営が伝承に基づいた起動条件を設定した?(例えばユール:冬至の時期の夜に使用とか)と考察できそうな気もするが、確定的なことは何も言えない。

*ひょっとしてギャラルホルンじゃなくてワイルドハントの方が原型じゃね?というのは「折れた魔剣」を読んでいて思いついた。
エンリが襲撃受けたのも、だいぶ寒い時期の夜だし辻褄は合う。

 

〈鬼火の粉末/パウダー・オブ・ウイルオウイスプ〉
"幻魔"サキュロントの魔法〈マルチプルビジョン/多重残像〉を破るのに使用した粉末。

《姿現しの粉/Dust of Appearancel》 1800gp
この粉末を振りまくと(半径10ft内)不可視のものであっても目に見えるようになり、また一部の幻術呪文の効果を無効化する

(ブラー、ミラー・イメージ、プロジェクト・イメージ、ディスプレイスメント)
あと隠れ身判定にペナルティ-30。


ミラー・イメージや透明化対策としてはちょっと値段が高すぎるため、DMGを読み直すまで存在をすっかり忘れていたw
なおゴーストなどには非実体のため、粉は乗らない模様。