Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

「亡国の吸血姫」描写から見るルール その1

異世界かるてっと」という題を初めて見た時、なんとなく『この世の彼方の海』みたいな話なのかなと感じたものだが、改めてアニメを見終わった今考えると騎馬戦=〈一なる四者〉と考えればだいたいあってる(そうか?)


閑話休題

"モモンガは自分の骨の手を見て、首をかしげる。自分からは自分の体が普通に見えており、不可知化アイコンが出ていないから、どうも自信が持てない" 16p

この部分、不可知化していても自分が見えるのはユグドラから引き継いだ仕様なのか、それとも現地仕様なのかはわからないがD&Dでは対応する能力を持っていなければ自分の姿も装備品も見えない。
よって巻物などを使用するためには一旦地面に置いてインビジを解除し、見えるようになったスクロールを拾い上げた後読み上げる、などといっためんどくさい小技が当時は当然のように行われていた。

他にも視界が損なわれるような状況に対応するため、巻物整理器の何処に何のスクロールが入っているか記憶しているとキャラシーに明記してDMにアピール、ポーションには 結び玉を付けたヒモを巻き付けて手探りで判別出来るように(当然ラベルには効果を書いておく、自分が死んでも仲間が使えるように)とか色々あったなぁ…

これらルールとリアリズムのせめぎ合いから生まれたテクニックの数々、あんまやりすぎるとプレイアビリティを損なう事になりかねないが、TRPG特有の味としてD&D5版なんかにも引き継いでいって欲しい気もする(老害感)

 

追記:今季アニメ『ゴブリンスレイヤーⅡ』1話においてポーションを「手先で触っただけでも間違えないようにする」為、結び玉を付けたヒモを巻き付けるという、上記の老害ムーブが行われていた。

この行為に対しアニメ感想サイトなどで「RPGのショートカットコマンドをリアルで表現するとあんな風になる」といったコメントも見られたが、別にそのような深い解釈をするまでもない。D&D系では昔から行われてきた小技の一つである。

 

あらゆる状況に対応出来るようになるためプレイヤーはサプリメント(追加ルール本)を買い込み、ルールとDMが許す限りの強化をPCに施し、またルール外状況に対しても少しでも有利になるべく、知恵をひねって口プロレス……

それらは所謂「和マンチ」と呼ばれる、後ろ指をさされる行為なのであろうが、全ては過酷な環境を生き抜いてきた古強者たちの適応の結果なのである。

 

"無論、より上位の明かりが灯るアイテムも幾つか持っている。しかしながらここで強い力を持つマジックアイテムを見せる必要はないと考えた。手札を見せるのはもっと後にすべきだ。それにーつは ヴァンパイアにバッドステータスを与える太陽のごとき明かりを作り出す物だったりする" 43p

D&Dでは吸血鬼が日光を浴びるとバッドステータスでは済まされない、たった2ラウンドで灰になっちゃう。よって"太陽光であるかのように"光を発する呪文やアイテムは対ヴァンパイアの切り札となりうる。
アイテムとしてポピュラーな物は《サン・ブレード/太陽剣》(FFにも継承された)など

 

 "恐ろしい形相となった母の表情だが、それは痛みに耐えているだけではない。
上位の魔法になればなるほど、集中力を要するようになる。無論、それらの魔法を使えるようになるころには術者自身の集中力もまた釣り合うように研ぎ澄まされていくので、通常時には何も問題はない。しかし、こういった特別な時だけは集中する必要が出てくる場合がある" 65p

3.5版と違い技能判定では無くなってしまったがパスファインダーRPGでの精神集中ルールはここ

上記の描写やルールから読み取れるように、呪文の発動妨害のために広範囲の持続ダメージ呪文をというのはかなり効果的である。

ちなみに自分とこのプレイグループでは、ウォーメイジがレッサー・エクステンド・メタマジック・ロッドで持続時間延長したアイス・ストーム呪文をザコ集団や術者相手に打ち込むという戦法が一時もてはやされていた。

 

"キーノは -共に食事を取る父と母も- 右手に嵌めた指輪に視線を送るが、サファイヤを思わせる青の宝石は何も変わらずいつもの色を湛えていた" 53p

まあ指輪に込められたディテクト・ポイズンで毒見をしている描写なんだろうが…
「魔法の存在する世界ならば有って当然の描写」「当然であるが故に詳しくは書かない」というくがね氏のスタンスが良く示されているシーンである。

甘い薫りは命取り

ブラック・ロータス抽出液
接触毒 セーヴ難易度20
初期効果:3d6耐久力ダメージ 予後効果:3d6耐久力ダメージ
製作難易度35 市価4500gp(高っ!)
「ダンジョン・マスターズ・ガイド3.5版」 p295記載

 

のっけからデータを載せといてなんですが、D&Dでもオバロでもなくゴブリンスレイヤーがメインの記事となります。

 

まずはファンタジー小説における「黒蓮/ブラック・ロータス」登場の流れ

1, 詩人ホメーロスによる古代ギリシア叙事詩オデュッセイア」にて、食べる事により世のすべての苦痛を忘れるという「ロートスの実」が描かれる


2, 上記を元にして、毒や眠りをもたらすという「黒蓮/Black Lotus」(実在しない)の伝承が出来上がる


3, さらに上記を元にして、ロバート・E・ハワードファンタジー小説「英雄コナン」シリーズに、悪い魔法使いが眠る時に使用する麻薬、あるいは毒薬の原料として「黒蓮」が登場*1


4, ハワードの影響をうけた作家、小説郡により広まりファンタジー小説において「黒蓮」が定番化する*2

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冒険者コナン「黒海湾の女王」より 黒蓮によって眠りに落ちるコナン


以上を基礎知識(コメ欄指摘通りロートスの実から生まれた伝承という点は風説です)として知った上で本題。ゴブリンスレイヤー9巻に登場した「黒蓮」の元ネタがどこから来た物であるのか、情報が錯綜しているためにここで纏めておく。

 

 ゴブスレ9巻では主人公&牛飼娘の話とは別に女神官パーティによる雪山攻略が行われており、ここに登場する「氷の魔女」を倒す為に必要なアイテムとして銀の矢、黒真珠、魔女の髪、黒蓮の名が挙げられている。

この一連の流れはゲームブックファイティング・ファンタジー」シリーズの9巻「雪の魔女の洞窟」*3が元ネタになっている

…のだが。

上記4つのアイテムは「雪の魔女の洞窟」が元ネタではなく、「ファイティング・ファンタジー」シリーズ5巻「盗賊都市」において、ラスボスである闇の王者ザンバー・ボーンを倒すのに必要なアイテム、銀の矢/silver arrow、黒真珠/Black Pearls、魔女の髪の毛/Hag’s hair、ハスの花/Lotus flowerが元ネタになっている

…のだが。

上記のとおり盗賊都市での元ネタは「ハスの花」であっても黒蓮では無い。では更なる元ネタは存在するのか?
実はゴブスレシリーズにおいて「黒蓮」は9巻が初出ではない、ゴブリンスレイヤー7巻特装版のドラマCD「プリーステス・ソリティア*4が初出となる。
そしてこのドラマCDの題名はT&Tソロアドベンチャー「カザンの闘技場」のシナリオ「ソーサラー・ソリテア」が元ネタになっている

 …のだが。

 ゴブスレ公式Twitterでの紹介文「ゴブリンスレイヤー不在のある日、女神官は受付嬢とともに教本で冒険を学ぶ――。 ゴブリンをはじめ、首狩り族、黒蓮の花、マンティコアといった脅威に、女神官はソロで挑めるのか!」
これを見ればわかるように、ドラマCD作中で女神官がプレイするソロアドはゲームブック「ソーサリー」シリーズ1巻「魔法使いの丘」まんまとなっており、女神官が黒ハスの花畑でラリってお陀仏も「魔法使いの丘」のバッドエンドに起因する。よーやく元ネタに辿りついた、なげーよ!

 

 まあブラック・ロータスと見るや元ネタはマジック:ザ・ギャザリングのアレ、と断言する人も結構見られるがこれはいささか短慮と言わざるを得ない。黒蓮1つをとってもこのように膨大なファンタジーの系譜を辿らなければならず、他の細々としたネタでもゴブスレでは広範囲かつ多重的に元ネタがあることが多々であり、読んでいて頻繁に本棚をひっくり返す羽目になる…

 

追記:あらためて話題をD&Dに戻して
D&D3版を作ったのはWotCだからD&Dでのブラック・ロータスマジック:ザ・ギャザリングのカードが元ネタ、という事も当然無い。
D&DではTSR時代、AD&Dの頃よりBlack Lotus Extractが存在するし(下に追記アリ)、3版系後続であるパスファインダーRPGにも存在する。
D&D5版には今の所無いようだが、ググってみた感じ過去のデータを元に5版Verを自作しようとするプレイグループも海外のフォーラムでは散見されている。
まあそれだけ海外ファンタジーにおいてブラック・ロータスはありきたりな物という事だ。

さらに余談。D&Dでは伝統的にプレイヤーが毒を使う事には大きな制約が課せられており、マジックアイテムの購入&自作ルールが整備化され、これらの入手が容易くなったD&D3版系においても毒の扱いは未だ厳しい物がある。

とりあえず入手困難、自作するにもけっこうな時間がかかる上に素人が扱ったらそれだけで毒に侵される可能性がある、費用対効果も悪い、そもそも毒を使うこと自体が「悪の行為」とルルブに明記などなど、これらのやっかいな制限の為PCが戦術に毒を組み込むことはまず無い(…無いよね?)。

よって自分が使わないアイテムはチェックしないというマンチ体質の筆者も、この記事を書くまでコアルールにブラック・ロータスが載っている事を知らずにいたわけだがw改めて調べると追加ルール集である各サプリメントにも大量の毒データが記載されていおり、ざっと数えてみたところ和訳された範囲の3.0及び3.5版だけでも毒が87種類に麻薬が13種類!ホント多すぎだろどうしろってんだよ、まったくイカれてるぜ!

まあこれらは「シナリオ通りにやったから&ルールに書いてあるから仕方ない」というDMお得意の殺意の否定、PC虐めのバリエーションを増やす為に存在する。といったわけでもなく、ただ単に「データーは多ければ多いほど良い」というパラノイアがD厨では多数派を占めていたというだけであろう…たぶんね。

 

さらに追記:
D&DにおけるBlack Lotusの初出はどこであるのか。以前から色々ググってはいたが、各版のデータやらドラゴン誌やらバルダーズ・ゲートやら自作データやら多数引っかかるため特定困難であったのだが、どうやらAD&D1stよりさらに遡りオリジナルD&Dの4番目のサプリメント(追加ルール集)『Gods, Demi-gods & Heroes』(1976)において「英雄コナン」関連の品として記載されたのが最初のようだ。

この本はエジプト、ヒンドゥーケルト、アステカ、マヤ、北欧、中国、フィンランドギリシャ各神話、ついでに「英雄コナン」シリーズとエルリック・サーガの神々及び英雄たちのデータ集というものであり、よーするにオタの大好きなアレ、FGOとかと同じようなノリをRPG最初期からやらかしてたわけである。

なお後にプレミアムボックスセットとして2013年に復刻版が出版されるが、著作権に配慮しコナンとエルリック関係のデータはごっそり削除され(残当)、それに伴い初代ブラックロータスのデータも黒歴史*5として消えゆくこととなった。

*1:おそらく1933/3「象の塔」が初出だが、「不死鳥の剣」が発掘できず手元にはハヤカワ版しかないので詳細を確認出来てない

*2:リン・カーター経由でクトゥルフ神話へとか、日本では栗本薫グイン・サーガ」など

*3:ちなみにゴブスレでは氷の魔女と雪男/サスカッチであったが、元ネタでは雪の魔女と雪男/イエティである

*4:このドラマCDでは蜥蜴僧侶が「飛びかかり」とか妖精弓手が落とし穴に落ちたら「軽業」でとか何気なしに会話しているが、これは確信犯的にD&D3版系ルール用語が元ネタとなっている。ゴブスレ本編では他のゲームブックネタやウィザードリィソードワールドネタなども多いが、D&Dネタに限ってはこの手が好きな世代の想像するクラシックD&Dでは無く、比較的新しいD&D3版系が殆どである

*5:誤解を招く書き方なので補足させてもらうと、当時のTSR著作権を無視していた訳ではなく、一応ムアコックアーカムハウスにはガイギャックスが手紙を出して使用の許しを得ていたし、バルスームはコネのあるHeritage社を通じて出版権を委託、ヴァンスやライバーなど交流のある作家には(一部事後承諾とはいえ)直接に使用許可をもらっていた。また指輪物語に関しては、当時のアメリカの著作権法ではライセンスが更新されていなかったために保護されていないと考えていた。このような状況から推測するとコナンも当時出版権を委託されていたディ・キャンプあたりにコンタクトを取って許可をもらっていた可能性が大きい。まあこの後にクトゥルフエルリックのゲーム化権を取ったケイオシアム社に訴えられたり(ムアコックからの手紙は有るので裁判すれば勝てたがそんな余裕はないしなによりブライアン・ブルームに反対された)トールキン財団の代理人に訴えられたりコナンも結局消えてるので、どのみち駄目っぽいが…

d20 強さランキング

冒険シナリオのマスコット "ドラゴン守備隊" コボルドのミーポ
人型生物(爬虫類)HD1/2 CR1/6

コボルドのスマート・ヒーロー4Lv CR4

ハーフコボルド ハーフウェアフレッシュレーカー ソーサラー6 /ドラゴン・ディサイプル10Lv 16HD CR19

 

ピザ・ゴーレム
人造 6HD CR3

 

ハーフエルフのタニス *1
ファイター6Lv CR6


"ゴブリンスレイヤー"  *2
ファイター6/レンジャー1Lv CR6

 

"悪名高き" バーグル
ウィザード7Lv CR7


"雪の魔女" シャリーラ *3
ヴァンパイアのソーサラー7Lv CR9

 

"火星の大元帥"カーター*4
ファイター(アーキタイプ:ウォーロード)9Lv CR10


"火吹山の魔法使い" ザゴール *5
ソーサラー10Lv CR10

 

"ジャングルの王者" ターザン*6
レンジャー(アーキタイプ:ジャングル・ロード)12Lv CR11


名前を呼んではいけない「鈴木土下座ェ門」
異形 11HD CR13


ピンヘッド
来訪者(アコライト・セノバイト) 10HD CR14


暗黒城の領主 ストラード・フォン・ザロヴィッチ伯爵
ヴァンパイアのネクロマンサー10Lv  CR15

 

グリゴリー・ラスプーチン*7
ラクル18Lv  CR17


七代目火影 うずまきナルト
デーモンの血脈 タフ・ヒーロー5/デディケート・ヒーロー3/ニンジャ・スカウト9Lv CR18

 

暗殺者 アルテミス・エントレリ
ローグ4/ファイター12/レンジャー1/アサシン1Lv CR18


ドリッズト・ドゥアーデン
ドロウのファイター10/バーバリアン1/レンジャー5Lv CR18

 

ダース・ベイダー
フリンジャー1/ジェダイ・ガーディアン11/シス・ロード6Lv CR18


吸血鬼ハンター"D"
ダンピールのヴァンパイアハンター20Lv CR20

 

サンタクロース *8
ドルイド13/クレリック5/ローグ2Lv CR20


黒薔薇の騎士 ソス卿
デスナイトのファイター7/ロ-グ・ナイト10Lv CR22


"Dragon Spooker" リナ=インバース *9
ロアマスター4/ウォーリア1/ウィザード10/ソーサラー8Lv CR23


ロビラー
ファイター24Lv CR24

 

キンメリアのコナン
バーバリアン1/ローグ1Lv CR2

バーバリアン16/ローグ3/ファイター6Lv CR25

 

プラティナム・ドラゴン バハムート *10
竜 53HD CR25


モルデンカイネン先生
ウィザード27Lv CR27


メルニボネのエルリック
ファイター8/ウィザード20Lv CR28


パズズ "下方空中諸王国のプリンス" *11
来訪者 38HD CR29

 

アインズ・ウール・ゴウン魔導王 *12
リッチのネクロマンサー 28HD CR30


九層地獄の帝王 アスモデウス *13
来訪者 35HD CR32


ゴジラ
竜(カイジュウ)32HD 神話ランク10 CR32


ヴァッシュ・ザ・スタンピード
アドヴェンチャラー18/ガン・バニー15Lv CR33


アーカード *14
トゥルー・ヴァンパイアのアドヴェンチャラー30/マーシャル・アーティスト4Lv CR34


オルクス "アンデッドのプリンス" *15
来訪者 45HD CR35

 

プルトニウムドラゴンの雛 *16
竜(アトミック)256HD CR36

 

シャドウデイルの賢者 エルミンスター
ファイター1/ローグ2/クレリック3/ウィザード24/アークメイジ5Lv CR39


"這いよれ!" ニャル子さん
来訪者 35HD 神格ランク15 CR45


ヘカトンケイレス *17
来訪者 52HD CR57


中性子ゴーレム
人造 2500HD CR9721

 

 

HD:ヒットダイス/Hit Dice 種族ヒットダイスとクラスレベルの総計、総合レベルみたいなもの
CR:脅威度/Challenge Rating 強さの指針であり経験値算出などに使われる、オバロで言うとこの「難度」
なおあまり当てにならない事でも有名であり、D厨が言う「強いモンスター」とは単にCRが高いとかよりも「脅威度詐欺」的に強さの割りにCRが低いモンスターを指す事が多い。

*1:廃都ザク・ツァロス攻略後

*2:筆者による推測

*3:d20FF、ゴブスレ9巻のアレ

*4:Pathfinder: Worldscape #3

*5:d20FF、ゴブスレ外伝:イヤーワン2巻で討伐対象に

*6:Pathfinder: Worldscape #6

*7:Pathfinder Adventure Path #71: Rasputin Must Die!

*8:トナカイ8頭はアウェイクン呪文で覚醒済み、魔獣HD4/レンジャー2Lv CR4

*9:スレイヤーズTRY終了時、Slayers d20

*10:3.0次元界の書のデータ、神格ランクを持っていないことを考慮してもCRが低すぎる

*11:Dragon誌#329

*12:筆者による推測

*13:正体は世界を創造したサーペントの片割れだとかいう噂がある

*14:出来がアレなTVアニメ版を基にしたBESM d20

*15:ラッパンアスクVer.なおフルパワー状態だと63HD CR41との事、これを20LvPCで倒せとかどんだけ

*16:年齢段階がプルトニウム半減期に対応しており、何万年もかけて成長するごとに弱体&小型化していく

*17:腕が100本あるから100回攻撃とかいうD&Dとは思えないたわけた能力を持っているが、ここに羅列したキャラの中ではSRDでデータが公開されているという点で最もD&D公式かつ一般的なモンスターと言える。
なおゴブスレでは超勇者に倒されていたようだが、さすがにKUMO氏がこのデータを想定して書いたとは思いたくない…

『Descent Into the Depth of the Earth』のヒーローたち

正義の戦士、覚醒したヘルハウンドの毛皮、いかがわしいフェアリー・プリンセスなど、ジャスとエスカーラの小説には普通のキャラクターたちとは一味違う冒険者が登場します。彼らは執拗に冒険の目標を追い求めるが、巻き添えを食らわないわけにはいかない。パーティーの中心はジャスティカーで、ほとんど修道僧のように献身的な正義の戦士です。彼の剣は致命的で鎧は黒く、物質的な豊かさを捨てて正義のために個人的な探求に専念している。彼の人生は突然のパートナーや友人の加入がなければ、ずっとシンプルで彩りも価値もないものであっただろう。ジャスティカー(本名エヴリン)は最初は剣を突きつける形でエスカーラを冒険に同行させることになったが、後に彼女を追い出すことは出来なくなった。エスカーラとジャスは切っても切れない仲になったのだ。二人とも相手を狂わせるようにできているようだ。
どうやら長旅の末に様々な見聞を広めた結果、戦士が勇気を出してプロポーズすれば、ウェディングベルが鳴り響きそうな雰囲気になってきた……
旅の途中でジャスとエスカーラは他の友人を得た。若い戦士で元村の民兵ヘンリー、内気なスフィンクスで本の虫のイーニッド、迷惑なやつで自称英雄の指導者ポークなどだ。問題の起きない人生なんてないでしょう?
すべての登場人物は『Descent Into the Depth of the Earth』の最後に登場したステータスで紹介されています。

 

ジャスティカー

男性の人間 混沌にして善 レンジャー10Lv

外見 :ジャスティカーは髭を剃った巨漢で陰気な男である。身長は180cm以上ある。正義を追求することに執着し、悪を正すために仲間と共にオアースをさまよっている。ジャスティカーはよくただの間抜けなファイターと間違われるが、本人はかなり頭が良く、持ち前の狡猾さで相手の意表をつくのが得意である。 
経歴:アイウーズ戦争で敵陣の裏側でゲリラとして戦い、アイウーズの悪魔の下僕たちと戦いその腕を磨いた。 戦闘では殺気立ち傷をものともせず、恐ろしいほどの獰猛さと狡猾さで戦う。

 ロールプレイングノート:ジャスティカーは人が作った法律には興味がない。彼を激怒させるのは真の不正である。彼は権力者に食い物にされた弱者を保護し、邪悪な盗賊、モンスター、支配者たちを抹殺する。虚偽を嫌い策略や陰謀を軽蔑している。ジャスは自分のスキルを使って捜査や追跡を行い、正義の敵には永久に立ち向かう。 富や ぜいたくを好まず、たゆまぬ仕事に必要な道具だけを持ち続ける。ジャスは神々や宗教を完全に軽蔑している。神々は自分たちの目的のために、より小さな生き物を食い物にする強力な存在だと考えている。ジャスティカーの力は何より原初的なものからきている。ジャスは野外知識と秘術伝承の宝庫である。敵になりそうな生き物の弱点や習性を知っている。彼は現実主義者であり、撤退と再戦のタイミングを見計らうことに長けている。彼の装備は、速く、激しく、そして静かに移動できるように考えられています。鎧は手入れがしやすく色も鮮やかでなく音もあまりしない。弓を装備すると静かに移動するのが難しくなるため、弓は持っていない。ジャスはこれから直面する敵について情報を集めようとする。そして相手と有利な条件で戦えるように、待ち伏せをすることに全力を尽くす。「常に先手を打つ」「予期せぬ角度から攻める」「怒涛の勢いで攻める」の3つを信条とする。隠れ場所の選択は常に巧妙で文字通り葉っぱの下に姿を消したり、橋や断崖絶壁の上に振り仰いだりすることもある。ジャスティカーは素早い抜刀の達人であり、目もくらむばかりの素早い一振りで敵を仕留めることができる。素手での戦闘にも長けており、関節技や蹴り、強烈なパンチを戦闘に組み込んでいる。

仲間たち:努力するジャスの姿はこれくらいで十分だ。しかしながらエスカーラの出現によりその生活は一変する。彼女の狡猾さ、虚栄心、カリスマ的な熱意は、彼の険しい人格の引き立て役となった。この2人は今や切っても切れない関係にある。彼女は彼を苛立たせ、激怒させ、彼女なしでは生きていけない。
シンダーズはジャスの大切な友人であり、非常に愛されている相棒である。ジャスはシンダーズを大切にし、毛づくろいをしたり呪文を使ったりして、猟犬が常に良好な状態に保たれるように管理している。
ジャスティカーはヘンリーの訓練をとても大切にしていて、自分が知っていることはすべてヘンリーに教えようとしている。
ジャスはイーニッドが好きで、彼女はまともなことを言う数少ない人物のひとりだ。
ポークはジャスの悩みの種である。

 

シンダーズ
ベネルクスと同じくシンダースは仲間であると同時に、ジャスティカーの能力を強化する強力な道具でもある。シンダーズは知性を持ったヘルハウンドの毛皮で、ジャスティカーがマントとして身に着けているものである。シンダースの頭はジャスのヘルメットの上に乗っている。シンダースは完全に独立したクリーチャーとして活動しているが、ジャスとは密接なつながりがある。彼はかつてヘルハウンドの群れのリーダーであった。普通のヘルハウンドからジャスティカーの友人になる過程で、シンダースはいくつかの能力を失った。彼は1日に3回、ブレス・ウェポン(30ft.の円錐形の炎)を使うことができる。それは1d4+1ポイントのダメージを与え、セーヴDCは13(反応半減)である。
シンダーズの変容の影響は限定的なものばかりではありません。彼のテレパシー能力の向上は、他の感覚も研ぎ澄ませたように見える。シンダーズは自動的にすべての幻影を見抜くことができる。彼は鋭い聴覚(聞き耳 +7)、嗅覚、暗視力を保持している。彼はまた装着しているとき、ジャスティカーにいくつかの追加的な力を提供します。シンダーズを装着している間、ジャスティカーはすべての反応セーヴに+2のボーナスを得、さらにすべての視認、捜索、野外知識、聞き耳に+4の技量ボーナスを得る。シンダーズは火に対する完全耐性があり、装着中はジャスティカーの火抵抗は10となる。シンダーズの属性は"混沌にして中立"である。彼は知性が12、判断力が14、魅力が10、自我値が8のインテリジェンス・クロークとして扱う。 彼は冗談を言う傾向があり、それはしばしば物を燃やすことを伴う。

ロールプレイングノート:狡猾で抜け目がなく、ユーモアのセンスに長けている。シンダーズはジャスの欠点が面白いと思っていて、エスカーラのことがとても好きです。シンダーズは尻尾を振って耳と頭を少し動かし、炎のブレスを吹くことができます。シンダーズはもう邪悪ではありません。実際、彼は自分がいかによい子であるかを言われることより好きなことはありません。シンダーは夜、パーティーの警備をします。彼の感覚は鋭く、決して眠らないからです。彼はよく戦闘に熱中し、本当にしてはいけない時に炎を放つ。

 

ベネルクス
+5 インテリジェント・ ホーリィ・バスタードソード・オヴ・ディスラプションであるベネルクスは、騒がしく神経質で堅苦しいが、協力的でもある。
この剣は正のエネルギー次元界から採取した材料で作られており、<真意看破>の技能を持っている。また、彼女はジャスティカーに《無視界戦闘》と《攻防一体》の特技を与える(上のステータスに反映されている)。

ベネルクスは以下の能力値を持つ
知力17、判断力14、魅力10
剣の自我値は17である。中立善でありながら、ベネルクスは秩序的な性格の持ち主である。剣を抜くと純白の光を放つ。ジャスティカーの仲間たちを気に入っているが(彼女は戦いを楽しんでいる)、エスカーラには我慢がならない。
彼女はこのフェアリーを英雄の伴侶として極めてふさわしくないと考えており、2人はいつまでも口げんかをしている。
ベネルクスにとって唯一の楽しみは、ジャスが自分を利用して不正義と戦うこと、そして彼女がこれまでに見たこともないような高い技術で戦うことである。
ベネルクスは悪に利用されることに抵抗があるが、ジャスが彼女を持つ限り、そのようなことは決して起こらないだろう。

 

エスカーラ

女性のフェアリー 混沌にして中立 力術士10Lv

外見:エスカーラの姿は、エルフの女性を小さく完璧に再現したもので、もちろん翼がある。非常に美しく表情豊かである。エスカーラは落ち着きのないエネルギーの塊である。身長が18インチと低く、そのために敵に無力だと思われることもある。
経歴:ジャスと合流する前は父親の宮廷から自らを追放されたフェアリーの王女であった。脱出と冒険を求めて物質界を旅した彼女は、ジャスティカーとシンダーズで得難いものを得た。彼女はジャスの氷に対する火であり、両者は互いなしには生きられないことを知った。

ロールプレイングノート:ずる賢く、カリスマ的で、ハッピーで、熱狂的で、ばかばかしいほどうぬぼれの強いエスカーラは、純粋なスタイリッシュさを備えている。エスカーラは、自分はどんな相手よりもはるかに賢い知的な存在であると思い込んでいる。だから自信過剰なのだ。腹立たしく、愛すべき存在で、まったく押さえがきかない。常に下品なコメントや冗談を口にし、脚光を浴びるために常に身なりを整えている。エスカーラは流暢に常に嘘をつく。彼女は話を作り上げ、ぼんやりした人をだますことに喜びを感じる。変身能力を使ってあらゆる種類の詐欺を働く。ジャスティカーは彼女を正直にさせようと必死だが、エスカーラは早口で衛兵をやり過ごし相手を混乱させ、小粋な陽動や罠を仕掛けるのが大好きだ。戦う代わりにモンスターと仲良くしたり、困らせたりすることも多い。ジャスだけは絶対に騙すことができない。エスカーラもまた厄介な存在である。仲間を守るために狂信的に戦い、呪文の使い方も邪悪なまでに独創的である。怒ったときの彼女は破壊的なファイアー・ボールの爆発範囲を計算するのが面倒なほど衝動的であることが多い。彼女の魔法は蜂をテーマにしている。また無敵の球は小さな蜂を使い、送られてくる呪文を妨害する。また巨大なアリや昆虫とも仲が良いようだが、クモは苦手である。エスカーラはヘンリーとイーニッドを慕い、ポークを面白く思い、ジャスティカーに明らかに恋をしている。彼女はシンダーズと非常に仲が良く、2人は素晴らしい関係を築いている(ジャスの犠牲の上に、同じジョークを共有している)。エスカーラはしばしば先行し、姿を消して前方を偵察する。必要なときには素早く後退し、呪文とジャスの剣を組み合わせた猛烈な攻撃を仕掛ける。

彼女は生まれつきの変身能力でかなり工夫します。彼女はドアの下を覗くために薄っぺらい生き物に変身したり、鍵穴をすり抜けるためにミミズに変身したり、彼女に掴みかかろうとする間抜けな人間を刺すために毒のある巻貝に変身したりするのです。エスカーラは大量の戦闘呪文を持っており、可能な限り狡猾な方法でそれを使用することに満足している。彼女のスタッフ・オヴ・フロストは素晴らしい道具です。また洞窟に閉じ込めてモンスターを召喚し、その人物を徹底的に叩きのめすこともあります。エスカーラは "クール "な宝物を非常に好みます。魔法、宝石、巻物など、あらゆるものが含まれる。

 

ヘンリー二等兵

男性の人間 中立にして善 ファイター3Lv

外見:思春期後半の大柄な人間で、村の民兵から長い道のりを歩んできた。まだ若いが鎧や武器を使いこなしている。彼の装備は手入れが行き届いており、同様に戦闘経験も豊富です。 

経歴:ヘンリー二等兵はドロウを倒すための旅で偶然にも他の仲間たちと合流し、以来ずっとグループの一員である。初めてパーティに会ったとき、彼は地元の民兵の新兵で、内気でかなり神経質になっていた。ジャスティカーを模範とし、ジャスから常に教えられている。ヘンリーはジャスティカーのことを常に "サー "と呼び、明らかにヒーローとして崇めている。 

ロールプレイングノート:ヘンリーは役に立つが経験が浅い。彼は全く勇敢だがジャスティカーの言うことを聞くだけの賢さはある。 ヘンリーは本物のフェアリー・プリンセスと一緒にいることに最初は心を奪われ、エスカーラもすぐに彼に心を動かされた。ヘンリーはイーニッドにとって明確な心の伴侶である。彼はまた、ポークが常に提供する大量の「良い」アドバイスに耳を傾けている。ヘンリーは優れた戦士であり、ジャスティカーの教えである隠密、奇襲、警戒、戦場での直感のいくつかを受け継いでいる。彼が本当に本領を発揮したのは、魔法のクロスボウを見つけたときです。戦いの場ではヘンリーはしばしば小柄な敵を倒し、ジャスとエスカーラはより大きくより危険な敵に挑むことができるようになる。彼は必要に応じて後衛に回り、射撃や接近戦でジャスティカーをサポートすることが多い。長い冒険では、エスカーラの呪文を無駄にさせたくないので、ヘンリーとイーニッドが並んで " たわいもない敵 " を相手にすることが多い。

 

イーニッド

ギュノスフィンクス 真なる中立 大型サイズの魔獣 8HD

外見:そばかすだらけだが、イーニッドは非常に堂々としている。身長は180cm近くあり、筋肉質な体は金色の毛に覆われている。鋭い爪と鋭利な歯を持っており、戦いになるとそれを躊躇なく使う。羽毛のような翼は仲間と一緒に歩くことを好むため、通常背中に沿って折りたたまれている。

経歴:ホワイトプルームマウンテンの回廊の分岐点を守っていたスフィンクス。そばかすがあり、少し恥ずかしがり屋で可愛らしい性格。本や知識に愛着があり、回廊の警備よりも冒険の方が情報収集に適していると考えている。 

ロールプレイングノート :親しみやすく温厚なイーニッドは、礼儀正しく穏やかな人柄だ。エスカーラの親友で二人はとても仲がいい。無邪気で好奇心旺盛、そして礼儀正しい。なぞなぞが大好きで読書家でもある。普段はエスカ-ラの冒険についていくのが精一杯で、役に立ちたいと思っている。エスカーラにはない常識があるため、トラブルに巻き込まれることはあまりない。スフィンクスであるイーニッドは戦闘において印象的な存在となることができる。戦士たちと連携し、ヘンリーをトラブルに巻き込まないようにすることが多い。また彼女の得意とするスタンシンボルはかなり有用である。彼女はよく本を読むが、それを誇示することはほとんどない。イーニッドは少し恥ずかしがり屋で非常に思慮深く、仲間に自分たちがしていることを考えさせるような質問をする。主に戦士として、またエスカーラの衝動に対抗する役割を担っている。イーニッドは良い仕掛けやアイデアを思いつき、知識源となる。 

 

ポーク

男性のアナグマ(元人間) 中立にして善 エキスパート4Lv

外見:かつては中年太りでおしゃべりな人間だったが、最近アナグマに生まれ変わった。その大きさにもかかわらず、毛むくじゃらで四足歩行の御者はより恐ろしく見える。

経歴:かつて幌馬車を駆っていたポークは、冒険者の相談役になることを決意した。英雄を教育し、磨くことが自分の役割だと考えている。ジャスはポークのライフワークである。銀の鎧を身につけ正々堂々と戦い挑戦状を叩きつけるなど、ジャスが殺されそうな行動も含め彼に「本物の」ヒーローのように振る舞ってほしいと思っている。

ロールプレイングノート :ポークは冒険者チームにとって必要不可欠な存在である。ジャスティカーのコーチとして、戦い方、避け方、かわし方を教えてくれる。後知恵ですでに仕掛けられている罠の避け方を教えてくれたり、獲物を追跡していたが手ぶらで帰ってきたジャスに、隠密行動の重要性について長々と語ってくれたりする。彼は常に良いアドバイス、思い出話、そして「うちの坊や」が英雄の道を学べないことについてのコメントの宝庫である。酒に溺れ、ひどい帽子をかぶり、荷車運送業を「冒険への旅」と呼ぶ(その言葉は伝説的である)。ポークは、英雄は常に雄々しくあらねばならないという信条を持っている。彼はジャスティカーが「正しい」行動をとるよう説得しようとします。「本当の英雄は背後から襲ったりしない。銀の鎧を身にまといドラゴンに乗り、アイアンビック・ペンタミター*1で話すんだ」また彼は冒険装備の愛好家でもある。ポークは通常、鉄のスパイク、ロープ、そして10フィートの棒(まだ誰も使い道を見つけていない)をパーティに手配する。

ポークはパーティーの行いを記録するために年代記を書き、いつもそれを磨き上げ彼が感じる現実の姿に近づけるために再編集しているのだ。彼の散文は「パープル/高貴」をはるかに超えている。「幻想文学の勾玉模様」と言った方がいいかもしれない。「THEWES」「FEY」「REDE」といった言葉を好んで使う。アナグマとしての生活は、ポークにとってむしろ好都合なものになり始めている。新しい姿になったことでレンジャーに伝えることができる野外知識のスキルが身についたと確信するようになった。イーニッド、ヘンリー、エスカーラとは固い友情で結ばれている。

ポークはDMにちょっとした楽しみを与えるために使うことができ、キャラクターを危険な方向へ突き進ませます。ポークは実際に非常に役に立つことがあります。彼は不平を言ったり騒いだりしますが、肝心なときには仲間の面倒を見ます。また、ポータブル・ホールの中に便利な道具を隠し持っている。彼は自分をパーティのコーチとみなしており、自ら進んで指揮をとることはありません(その仕事はヒーローがするものだ)が、時には物事を成し遂げるには手本を示すことが唯一の方法であると判断します。

*1:シェイクスピアの詩で多用されるリズム

"始祖たるドラコリッチ" ドラゴサ

脅威度27

男性のワーム・レッド・ドラゴン、ドラコリッチ

中立にして悪 巨大サイズのアンデッド(火)

イニシアチヴ+6、知覚:非視覚的感知60ft. 、暗視120ft.、夜目

ディテクト・ソウツ(DC28)、〈聞き耳〉+48〈視認〉+48

オーラ:畏怖すべき存在(330ft. 意思DC44)

言語 :奈落語、共通語、竜語、ドワーフ語、エルフ語、ハーフリング語 、巨人語、ノーム語、ゴブリン語、火界語、地獄語、オーク語、地下共通語_______________________________________

AC 58 接触 12 立ちすくみ 56、1d4+5 (最大8) ミラー・イメージ

ヒット・ポイント:832 (37 HD) ダメージ減少:20/魔法 および 5/ 殴打

完全耐性:[冷気]、[電気]、[火]、麻痺、ポリモーフ、睡眠、アンデッドの特徴

抵抗:[酸]30、[音波]30、呪文抵抗 33

セーヴ:頑健 +18 反応 +20 意志 +26

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移動速度:地上40 ft. 飛行 200ft.(劣悪)

近接攻撃*1  噛みつき +35(6d6+52 および 1d6 [冷気] および 麻痺)

爪(×2)+33(2d8+42 および 1d6 [冷気] および 麻痺)

翼(×2)+33(2d6+42 および 1d6 [冷気] および 麻痺)

尾の打撃 +33(2d8+61 および 1d6 [冷気] および 麻痺)

接敵面 20 ft. 間合い 15(噛みつきは20 ft. )

基本攻撃ボーナス +37 組付き +68

攻撃オプション:《秘術の打撃》、《かすめ飛び攻撃》、《強打》

特殊攻撃: ブレス攻撃、麻痺の凝視、尾による一掃(2d6+36, 反応 DC 44 半減)

習得済みの呪文(術者Lv17、+52 接触、+35 遠隔接触

8レベル(3/日):クリエイト・グレーター・アンデッド、 ホリッド・ウィルティング(DC 36)

7レベル(7/日):ディストラクション (DC 35), フォースケージ、グレーター・テレポート 

6レベル(9/日):ギアス/クエスト (DC 32)、グレーター・ディスペル・マジック、ハーム (DC 34)

5レベル(9/日):ドミネイト・パースン(DC 31)、テレキネシス (DC 31), ウォール・オヴ・フォース 、ウェイヴズ・オヴ・ファティー

4レベル(10/日):チャーム・モンスター (DC30), ディメンジョン・ドア、アイス・ストーム、センディング

3レベル(10/日):アニメイト・デッド、ヘイスト、インフリクト・シリアス・ウーンズ、 レイ・オヴ・イグゾースチョン(DC 31)

2レベル(10/日):ブラインドネス/デフネス (DC 30)、デス・ネル (DC 30)、

ディテクト・ソウツ(DC 28)、ミラー・イメージ、レジスト・エナジー

1レベル(10/日):ディヴァイン・フェイヴァー、インフリクト・ライト・ウーンズ、 マジック・ミサイル、アンシーン・サーヴァント、シールド・オヴ・フェイス

0レベル(6/日):アーケイン・マーク、ディテクト・マジック、ガイダンス、メイジ・ハンド、メンディング、メッセージ、オープン/クローズ、プレスティディジテイション、リード・マジック

擬似呪文能力:(術者Lv17)11/日—ロケート・オブジェクト、3/日—サジェスチェン (DC29)、1/日—ファインド・ザ・パス、1/3日—コントロール・アンデッド

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能力値*2【筋】49【敏】15【耐】 —【知】26【判】24【魅】43

特殊:永続化呪文、24時間化呪文 

特技:《ブレス粘着化》、《かすめ飛び攻撃》、《上級呪文熟練(死霊術)》、《ホバリング》、《イニシアチヴ強化》、《肉体武器強化(噛み付き)》、《呪文威力最大化》*3、《複数回攻撃》、《呪文24時間持続》、《強打》、《ブレス高速化》、《ブレス急速回復》、《呪文熟練(死霊術)》

技能:<鑑定>+48、<はったり>+56、<精神集中>+40、<交渉>+60、<威圧>+58、<知識 (秘術) >+48、<知識(地理) >+48、<知識(歴史)>+48、<知識(宗教)>+48、<聞き耳>+47、<捜索>+48、<真意看破>+48、<視認>+48、<魔法装置使用>+56

所持品:リング・オヴ・カリスマ+6、リング・オヴ・スペルターニング、アミュレット・オヴ・マイティ・フィスツ+5、ブレイサーズ・オヴ・アーマー +8、2回分のルビーの粉末(1,500gp相当、フォースケージ呪文用)

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ブレス攻撃(超常): ドラゴサは2つのブレス攻撃を持っている。1つ目は長さ60ft.の円錐形で、22d10の[火]ダメージを与える(反応 DC44 半減)。2つ目はデスウィンドブレスで、60ft.の円錐状の風と負のエネルギーで、竜巻のような風として機能する。エリア内のすべてのクリーチャーはDC30の頑健セーヴを行わなければならない。これに失敗した大型サイズ以下のクリーチャーは吹き飛ばされ、超大型サイズのクリーチャーは転倒する。(それより大きいクリーチャーは風の影響を受けない)。飛行中のクリーチャーは、実際のサイズよりも1つ小さいサイズ・カテゴリーとして扱われる。吹き飛ばされた地上のクリーチャーは伏せた状態で1d4x10ft.後退し、10ft.ごとに1d4ポイントの非致傷ダメージを受ける。 吹き飛ばされた飛行中のクリーチャーは、2d6x10ft.吹き飛ばされ、2d6ポイントの非致傷ダメージを受ける。さらに悪いことに、ドラゴサのデスウィンドの範囲内にいるすべてのクリーチャーは(風自体がどのような影響を与えたかに関わらず)22d10ポイントの負のエネルギーのダメージを受け、このダメージはその範囲内にいる死者を回復させる。このダメージによって殺害されたクリーチャーは、その肉体が風によって吹き飛ばされて事実上崩壊し、代わりにドラゴサに忠実なレイス(殺害されたクリーチャーが16以上のヒットダイスを持っていた場合は、ドレッド・レイス)が現れる。ドラゴサは火のブレスを自由に使うことができるが、デスウィンドブレスは1日1回しか使えない。いずれにしても、ブレスを再使用する際には1d4ラウンド待たなければならない。ST難易度は魅力に基づく。

麻痺の凝視(超常):ドラゴサの凝視は、40ft.以内でDC44の頑健セーヴに失敗した犠牲者を麻痺させることができる。このセーヴが成功した場合、被害者は永遠に彼の凝視の影響を受けない。失敗した場合は2d6ラウンドの間、麻痺状態に陥る。ST難易度は魅力に基づく。

麻痺(超常):ドラゴサの肉体攻撃を受けたクリーチャーは、DC44の頑健セーヴに成功しなければ2d6ラウンドの間麻痺状態に陥る。ST難易度は魅力に基づく。

永続化呪文: ドラゴサは永続的な呪文の効果として、アーケイン・サイトとシー・インヴィジビリティを持ってる。また、Venkとはレアリーズ・テレパシック・ボンドで結ばれている。

24時間化呪文:ドラゴサは24時間化呪文として、ディヴァイン・フェイヴァー、ディヴァイン・シールド、ディテクト・ソウツ、ミラー・イメージ、レジスト・エナジー(酸)、レジスト・エナジー(音波)を毎日唱える。これにより、1日に唱えられる第7レベルの呪文の総数が2つ、第8レベルの呪文が4つ減少し、これらの呪文の効果は一定である(適宜、上述のステータスに含めている)。

不浄の追加HP(変則):ドラゴサは自分のヒット・ポイントに、魅力修正値×ヒット・ダイスのボーナスを得る。 

*1:強打25ポイントを適用済み

*2:ドラゴサは筋力、敏捷力、魅力に +5 の体得ボーナスを得ている

*3:おそらく《呪文持続時間延長》との間違い

変異型殺人ミミック "ザ・ウンコ・モンスター"

脅威度 6 大型サイズの異形(変身生物)

HD 10d8+60 ヒット・ポイント 140

イニシアチブ +1 ;  移動速度10ft., 登攀速度 10ft.

AC 18 (-1サイズ, +8外皮, +1敏捷),接触10, 立ちすくみ 18;

基本攻撃ボーナス/組み付き:+7/+15

攻撃 +12 近接(1d8+5 および 1d8 酸 および 粘着液, 偽足)

全力攻撃 +12 近接(1d8+5 [x2] および 1d8 酸 および 粘着液, 偽足)

接敵面/間合い 10 ft./10 ft.

特殊攻撃: 酸、粘着液、包み込み

特殊:擬似視覚 (90 ft.)、這い上がり、ダメージ減少(25/魔法)、形状擬態、完全耐性([酸]、[冷気]、[電気]、 [火]、麻痺、毒、ポリモーフ、睡眠効果、[音波]、朦朧化) 、完全耐性(全ての精神作用)、完全耐性(クリティカル・ヒット、非致傷ダメージ、能力値ダメージおよび能力値吸収、生命力吸収、疲労、過労)、走れない、再生 (25)、よみがえり、 呪文抵抗 100

属性:中立にして悪 セーヴ: 頑健 +9, 反応 +6, 意思 +8

能力値:【筋】21, 【敏】12, 【耐】22,【知】10,【判】13,【魅】10

技能:<登攀> +10, <変装> +13, <聞き耳> +8, <視認> +8.

特技:《鋭敏感覚》,《神速の反応》,《武器熟練(叩きつけ)》

酸(変則):糞モンスターの酸は攻撃に命中するごとに1d8のダメージを与え、飲み込まれたクリーチャーには1ラウンドにつき1d8のダメージを与える。

粘着液(変則):糞モンスターは強力な接着剤の役割を果たす厚いスライムを発散し、触れたクリーチャーやアイテムを固定する。粘着液で覆われた糞モンスターは、叩きつけ攻撃を当てたクリーチャーに自動的に組みつく。組み付かれた相手は、糞モンスターが生きている間は粘着液を外さないと自由になれません。粘着液でコーティングされたミミックに当たった武器は、使用者がDC21の反応セーヴに成功しない限り、動けなくなる。くっついた武器を引き剥がすにはDC 20の【筋力】判定に成功する必要がある。強力なアルコールや万能溶剤は粘着液を溶かすが、糞モンスターは通常通り依然として組みついている。ミミックはその粘着液を自由に溶かすことができ、その物質はクリーチャーが死んでから5ラウンド後に分解されます。

這い上がり(変則):糞モンスターは、その質量の3分の1が垂直面に接していれば、どんな垂直面でも登ることができ、どんな水平面の下側にもぶら下がることができます。また、水が通る隙間であれば、どんな場所でも通過することができます。

押し潰し(変則):糞モンスターは組み付き安定に成功すると1d8+5ポイントのダメージを与える。

包み込み(変則): 動きは遅いが、標準アクションで中型以下のクリーチャーを簡単になぎ倒すことができる。包み込んでいるラウンド中は叩きつけ攻撃ができない。糞モンスターは相手の上を移動し、覆う事ができる数だけ影響を与えることができます。対象は 糞モンスターに対して機会攻撃を行うことができますが、その場合はセービング・スローの権利はありません。機会攻撃を試みなかった者は、DC20の反応セーヴに成功するか、あるいは飲み込まれる事になる。セーヴに成功した場合、糞モンスターが前進する際に、相手が選択する形で押し戻されるか、あるいは脇に追いやられる。包み込まれたクリーチャーは糞モンスターの酸にさらされ、体内に取り込まれているとみなされる。ST難易度は筋力に基づく。糞モンスターはフリー・アクションとして、1ラウンドに前に組み付いた相手1人を包み込むことができる。包み込みの対象者はDC 20の筋力判定に成功すると包み込みに抵抗できる。

完全耐性(変則):糞モンスターは、既知のあらゆる負の効果に対して完全耐性を持つ。

形状擬態(変則):糞モンスターは、大きな宝箱、がっしりしたベッド、扉など、およそ150立方フィート(5ft.×5ft.×6ft.)を満たすあらゆる物体の一般的な形をとることができる。どのような外見を取ろうと、ミミックの身体は固く、表面はざらざらしている。 糞モンスターを観察し<変装>に対抗する<視認>に成功すれば、この策略を見破ることができる。もちろん、その時にはすでに手遅れになっていることが多い。

走れない(変則):糞モンスターは走れません。

よみがえり(変則):糞モンスターが何らかの方法で破壊されたり、閉じ込められたり、運ばれたり、その他の方法で不活性化されたとしても、1d4日後には第1階層(およびDMが選択したその他の階)を再び徘徊するようになります。

技能:〈変装〉に+8の種族ボーナスがある。

 

*ラッパンアスク名物のアレ、リローデッド版

サンタクロース

"ブローチ・オヴ・シールディングが欲しい!"
 "ブーツ・オヴ・ストライディング・アンド・スプリンギングが欲しい!"

プレイヤーキャラクターたちが今年は特に良い子にしていたら、プレゼントをくれるニコラス、通称サンタクロースの訪問を受けさせてあげましょう。
サンタクロースのことをよく知っているつもりでも、実際にはどのくらい知っているのでしょうか?
例えば、季節の詩に書かれているように、サンタクロースは本当のエルフではありません。また、トナカイはTiny/超小型サイズではありません。
あなたのPCの休日の願い事リストを読んでいる男について全てを知る唯一の方法は、D&D公式のサンタクロースのステータスをチェックすることです。
屋根の上にいるのは何だ? 〈聞き耳〉判定を行いたまえ....

 

サンタクロース 男性の人間 ドルイド13/クレリック5/ローグ2

脅威度:20 中型サイズの人型生物(人間)

HD 13d8+13, 5d8+5, 2d6+2 ヒット・ポイント 125

イニシアチヴ +1;移動速度 30 ft.  AC 24(接触 11, 立ちすくみ 23)

攻撃 +14/ +9/ +4 近接(1d6+1, スタッフ)

特殊能力: 急所攻撃 (+1d6), アンデッド退散 6/日

その他の特殊能力:千の顔、動物の相棒(下記参照)、身かわし、自然知覚、自然の誘惑への抵抗力、罠探し、跡なき足取り、毒への耐性、野生の化身(小型、中型、大型、ダイアアニマル 4/日)、森渡り

属性:中立にして善 セーヴ:頑健 +19, 反応 +13, 意志 +23

能力値:【筋】12,【敏】12,【耐】12,【知】13,【判】24, 【魅】16.

技能:〈動物共感〉+13, 〈精神集中〉+22,〈製作:おもちゃ作り〉+11, 〈交渉〉+8〈脱出術〉+6, 〈情報収集〉+8, 〈動物使い〉+13,〈治療〉+22, 〈方向感覚〉+12, 〈知識:地理〉+6,〈知識:自然〉+6,〈忍び足〉+6,〈解錠〉+6,〈職能:御者〉+12, 〈職能:玩具屋〉+12, 〈騎乗〉+3,〈念視術〉+11,〈野外知識〉+17

特技:《スタッフ作成》《その他の魔法のアイテム作成》《攻防一体》《頑健無比》《武器落とし強化》《鋼の意志》《統率力》《魔法職人》(その他の魔法のアイテム)

動物の相棒:サンタクロースのトナカイの動物の相棒はすべてアウェイクン呪文で覚醒し、動物の相棒としてカウントされなくなった(動物ではなく魔獣になった)。サンタクロースは必要に応じて他の動物の相棒を獲得することができる。

 

準備済みのクレリック呪文(5/6/5/4; DC=17+呪文Lv)

0レベル:クリエイト・ウォーター、ディテクト・マジック、ガイダンス、レジスタンス、ヴァーチュー
1レベル:コマンド、コンプリヘンド・ランゲージズ、ディテクト・イーヴル、プロテクション・フロム・イーヴル、リムーヴ・フィアー、サンクチュアリ
2レベル:カーム・エモーションズ、ディテクト・ソウツ、メイク・ホウル、レジスト・エナジー、シールド・アザー
3レベル:ウォーター・ウォーク、マジック・ヴェストメント、リムーヴ・カース、クレアオーディエンス / クレアヴォイアンス

領域呪文:善および知識


準備済みのドルイド呪文(6/7/7/6/5/4/3/2; DC=17+呪文Lv)
0レベル:クリエイト・ウォーター、ディテクト・ポイズン、ノウ・ディレクション、ピュアリファイ・フード・アンド・ドリンク、メンディング、ライト
1レベル:アニマル・フレンドシップ、チャーム・アニマル、ディテクト・アニマルズ・オア・プランツ、インヴィジビリティ・トゥ・アニマルズ、オブスキュアリング・ミスト(2)、パス・ウィズアウト・トレイス
2レベル:バークスキン、チャーム・アニマル、ホールド・アニマル(2)、レストレーション, レッサー、スピーク・ウィズ・アニマルズ、ウッド・シェイプ
3レベル:キュア・モデレット・ウーンズ、ドミネイト・アニマル、ニュートラライズ・ポイズン、プロテクション・フロム・エナジー、リムーヴ・ディジーズ、サモン・ネイチャーズ・アライ Ⅲ
4レベル:キュア・シリアス・ウーンズ、ディスペル・マジック、フリーダム・オヴ・ムーヴメント(2)、スリート・ストーム
5レベル:アウェイクン、コントロール・ウィンズ、ツリー・ストライド(2)
6レベル:ファインド・ザ・パス、ヒーリング・サークル、トランスポート・ヴァイア・プランツ
7レベル:ヒール、トゥルー・シーイング

所持品:バッグ・オブ・トリックス(タン)、ベルト・オヴ・コントロール・ウェザー(3/日)、ブーツ・オヴ・スパイダー・クライミング (スリッパと同じ)、 ブレイサーズ・オヴ・アーマー +8、キャップ・オヴ・オールスピーキング(すべての言語を理解し、話すことができる)、フライング・スレイ/空飛ぶソリ(6ft.×9ft.のフライングカーペットと同じ。操縦にはトナカイが必要)、キオートムズ・オイントメント(3)、サンタの動物の杖(下記参照)ペリアプト・オブ・ウィズダム+6、リング・オヴ・ナチュラルアーマー +5、サック・オヴ・ホールディング(タイプ4のバックとして)(約9,000gp相当のおもちゃと小さな保護・治癒・非暴力の魔法アイテムが入っている)、 ヴェスト・オヴ・ウェザー・レジスタンス(冷気と火の抵抗5)

 

マジックアイテム:サンタズ・スタッフ・オヴ・アニマルズ/サンタの動物の杖

木製で精巧に作られた杖には、金や細かいエメラルドのエナメル細工、ベルなどが施されており、トナカイの彫刻を冠にしています。このスタッフで以下の呪文が使用できます。

アニマル・トランス(1チャージ)
カーム・アニマルズ(1チャージ)
チャーム・パーソン・オア・アニマル(1チャージ)
ドミネイト・アニマル(1チャージ)
インヴィジビリティ・トゥ・アニマルズ(1チャージ)
スピーク・ウィズ・アニマルズ(1チャージ)

術者Lv:6th 市価: 28,125 gp.

 

そりチーム:トナカイ(8) 覚醒したトナカイ(ポニーに準拠)
レンジャー2; 脅威度4; 中型サイズの魔獣

HD 4d8+4,2d10+2; ヒット・ポイント 36

イニシアチヴ +1; 移動速度40ft.  ; AC 16 (接触 11, 立ちすくみ16)

攻撃 +5 近接(1d3+2, ひずめ×2)

特殊: 得意な敵(獣+1)、鋭敏臭覚

属性:真なる中立 セーヴ:頑健 +8, 反射 +5,意思 +1

能力値:【筋】14,【敏】13,【耐】12,【知】10,【判】11, 【魅】5

技能と特技:〈方向感覚〉+5、〈跳躍〉+5、〈聞き耳〉+5、〈視認〉+5; 《疾走》

所持品:ハーネス・オヴ・ナチュラル・アーマー+5

 

人格について:サンタクロースは、寛大で、親切で、フレンドリーで、陽気な人です。楽しい会話とおいしい食事、そして手仕事が大好きです。特に子供を大切にしており、子供を脅かすと怒り出します。愚か者や見当違いの者には我慢強いが、気性の荒い者や暴力的な者には厳しい態度で接する。遭遇した子供や無邪気な人々にはささやかな贈り物をし、心ある人々が困っているときには、他の人に害を与えずに治療や保護、援助ができる小さな魔法のアイテムを使って助けることで知られています。また、アニマル・フレンドシップ呪文を利用して地元の動物と仲良くなり、その場を離れるときには絆を断ち切ることもある。また、弱い立場にある子供のペットにアウェイクン呪文を使い、二本足の友人を密かに見守るように託すこともある。

戦略と戦術:サンタクロースは暴力を嫌い、相手に直接働きかけるよりも、言葉で対処することを好む。彼は敵を傷つけるよりも、感情を和らげたり、敵を魅了したり、敵対的な魔法を無効にしたり、人々を危険から遠ざけたりする呪文を唱えます。むしろ相手の気をそらし、自分や味方、罪のない人々をその場から排除してから、より武力のある者を派遣して状況に対処する。