Tomb of the Overlord

オーバーロード 元ネタ考察 備忘録

はじめに

このブログは丸山くがね氏の小説「オーバーロード」について、
そのユグドラシル世界に大きく影響をあたえているであろう、ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版(以降D&D3.5e)視点から、元ネタを考察していく個人的な備忘録です。
オーバーロード」内から出展のものは〈山カッコ〉、D&D3.5e出展のものは《二重山カッコ》で表記しています。
D&D3.5eについては、特に記載ない限り基本ルールブック3冊(PHB,DMG,MM)からの出展です。

自分は3版系で邦訳された分はほぼ全てルールブックを揃えていますが、なにぶん物量が多く未訳まで含めると甚大な量となります。また丸山くがね氏がプレイ経験を明言しているクラシックD&D(赤箱)、ダンジョンズ&ドラゴンズ4版、ソードワールドガープスなどについての知識はほとんどありません。
そのため勘違い、的外れな考察もあるかもしれませんが、そこはご了承ください。

追記ログ

今更ですみませんが。

2018/5/5 呪文その3
転移遅延についてさらに追記

2018/4/22  非実体はアストラル体?
ガープスについて追記

2018/3/26  アイテム その6
ワンド・オブ・リザレクションについて追記

2018/3/21  "ゴブリンスレイヤー"
ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワンでの描写について追記

2018/3/17  呪文その5 「聖王国の聖騎士」描写から見るルールその1
クライ・オブ・ザ・バンシーと安寧の権天使について追記

2018/3/8  "森の賢王" ハムスケ
巨大宇宙ハムスターについて追記

続きを読む

「聖王国の聖騎士」描写から見るルール その3

ここから書籍13巻の考察となります。

 

"精神防壁の冠は ~中略~ 注意点はプラスの効果も打ち消してしまうということらしい。" 29p

精神作用に完全耐性を得ている場合、バフの複数あるボーナス種別のうち[士気]ボーナスは受けれない。
(主に呪歌によるものや《ブレス/祝福》呪文など)

 

"魔法の中には射撃の技術が必要になるものもあるので作らせたはいいが"  29p

「呪文 その26」でも書いたが、光線呪文やオーヴ系呪文などを当てるには遠隔接触攻撃/ranged touch attackとして命中判定を必要とする。
光線呪文は対単体としてダメージが高いものも多く、これらに特化した術者の類型として光線術者(所謂、レイ・シューター)は3版系ではそれなりに流行った。
キャラメイクとしては射撃特技(《近距離射撃》《精密射撃》など)を取りつつ、無理のない範囲で魔法戦士系上級クラスを混ぜ込んで命中を高めるパターンや、秘術盗賊(アーケイン・トリックスター)が光線に急所攻撃を乗せダメージを稼ぐパターンなど様々。

 

"<神の御旗の下に>は発動者を中心とした円の中にいる者すべてに効果がある" 61p

効果から見るにD&Dパラディンの持つ能力《勇気のオーラ》が元になっているようだ。
なおオバロとD&Dの恐怖耐性を得る呪文は、名前の元ネタ、効果、使用できるクラスなどがそれぞれ微妙にずれているのでD厨としては読んでいて混乱しやすい。

 

"神による守りを得ている彼らは戦士よりも魔法に対する耐性が高い"  116p

D&Dパラディンの持つ能力《信仰の恩寵》
これによりパラディンはすべてのセーヴィング・スロー(オバロで言うところの抵抗/レジストの為の判定)に魅力ボーナスが足される。

 

"肉料理に問題があります" 167p

D&D3版では知的生命体を食べることは悪の行為とルールブックに書いてある。
まあルール化してあるってことは色々迷わなくていいんだけど、それだけにPCの判断を問われる厄介な状況が公式シナリオにおいても多々あるのがなんとも。
例:リザードフォークは基本中立だから交渉の余地があるかなーと思い集落に話し合いに出かけたらエルフ食事中だった…アチャー

こういう事態についてWotCも色々思うところがあったのか、後発のワールド・セッティングであるエベロン世界では属性の扱いがかなり緩くなっている。
とはいえエベロンエベロンで善の教会のクレリックが悪の黒幕だったということもあったりして、一筋縄にはいかない…

アイテム その7

〈ディフレクション・リング〉 デイバーノック装備 及び
〈リング・オブ・プロテクション〉 Web版の帝国4騎士基本装備

《リング・オヴ・プロテクション/守りの指輪》
アーマー・クラスに反発ボーナス(Deflection Bonus)として、魔法の防御を与える指輪。

 

〈ベル・オブ・オープンロック/鍵解除の鐘〉 クライムが使用

《チャイム・オブ・オープニング/開錠のチャイム》 3,000gp
オバロではハンドベルだったが、D&Dのこれはミスリル製の管鐘である。
長さも1フィート(約30cm)と微妙にそのまま持ち歩くにはデカい。


〈ベル・オブ・ディテクトシークレットドアーズ/隠し扉探知の鐘〉

マジックアイテムとしては無いが、《ディテクト・シークレット・ドアーズ》という1Lv呪文があり、これの込められたワンドを振り振り怪しいところを調べる、というダンジョンアタックはまれによくある。

 

〈ベル・オブ・リムーブトラップ/罠解除の鐘〉
そんな便利な物があるとローグがますます要らない子になっちゃうだろうが!


〈惚れ薬〉 オーバーロード 公式コミックアラカルト(2)恋の前進大作戦

《エリクサー・オヴ・ラヴ/愛の霊薬》 150gp
この甘い液体を飲んだキャラクターは、飲んでから最初に見たクリーチャーに魅惑されてしまう。(DC14,1d3h持続)
アルベドがぼやいていたように精神作用なのでアインズには効かない。

 

〈アームバンド・オブ・デスガード〉 マーギロスの女王装備

1日1回の即死耐性と、3.5版では「秘術大全」出典の鎧に付けれる能力《デス・ウォード/死からの守り》がこれに相当する。値段も+1強化相当であり、低レベルのうちから手に入る即死対策としてコスパは良い。
ちなみにアームバンド及びブレイサーの装備部位は「手首」であり、グラヴやガントレットの「両手」と被らない。


〈一円シール〉の貼り付けと剥がし 書籍13巻362p
《強力接着剤/ソヴリン・グルー》2,500gp 及び
《万能溶剤/ユニヴァーサル・ソルヴェント》50gp

こんな細かな物まで元ネタ認定するのは気が引けるが作中描写でわざわざ溶剤を使って剥がしているところを見るに、くがね氏の頭には上記のアイテムが発想元にあったのではないかと。

クラス考察 その9

まさかネイアちゃんが伝道者になるとは!!
読めなかった… この海のリハクの目を(ry


エヴァンジェリスト 復活のネイア

D&D3.5eの《エヴァンジェリスト/福音伝道者》は「信仰大全」記載の上級クラスである。
クラス能力として「卓越せる説法」があり、これでバードの呪歌のように聴衆を不安にさせたり希望を持たせたり燃え上がらせたり出来る。他には「まくしたて」で短時間での交渉判定のペナルティ減少など。
5Lvで得る能力「卓越せる説法:不信心者転向の説法」では、己の信念の正当さを熱く語りかけることにより“転向”させる事が出来る。これは実質魅惑だが最終的に属性まで永続変化させれるという、なかなか危険な能力。

これにより「最凶の上級職」とネタにされる事もあるクラスだがこのゲーム、伝道者がヤバいと言うよりは交渉特化キャラがヤバい。戦闘時の例を挙げると…


エヴァ「俺の話を聞け!」
*交渉は技能判定であるため精神作用に対する完全耐性では防げない、知性がある全てのクリーチャーに効く

敵「(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい」
*耳栓やサイレンスによる対策

エヴァ「きこえますか… 今あなたの心に… 直接呼びかけています…」
*テレパシーによる会話、言語の違いも乗り越える

敵「…協力しなくっちゃ」
*達成値35で友好的、50で協力的まで一気に態度が変化する。
50はどエラい難易度だが、10Lvで出した奴を見たことがある。

エヴァ「なら、“転向”も受け入れてくれるね?(ニッコリ」
*これも精神作用とは書いてない…


このように6秒で戦闘を終わらせ下僕を作り上げる、ゲーム崩壊待った無し!

なお後続のパスファインダーRPGでは交渉による態度改善は1度に2段階までと改定された(敵対的なら中立まで)当然の処置である。

 

〈セイクリッド・アーチャー〉 ネイア

D&D3.5eにはセイクリッド・フィスト(こぶし+信仰)やアーケイン・アーチャー(弓+秘術)などの上級クラスはあるものの、セイクリッド・アーチャーなる上級クラスは存在しない。
まあ無ければつくるの精神で自作クラスをハウスルール運用とかするのがTRPGのいいところなんだろうが、サプリによる膨大な量の追加ルールのあるD&D3.5eならば公式クラスだけで何とかしたい、と思ってしまうのもまた事実。
制限の範囲内でアレコレとデータ弄くりまわして強くする、パズル的な楽しみもあるしね(ただの和マンチ)。

 

ゴギョウツカイ〉 ゼルンの王子様

D&D3版系において五行を操る術者といえば、「Oriental Adventures」及び「秘術大全」記載の基本クラス:ウーイァン/Wu jen(巫人)がこれに当たるが、オバロでの精神系と違いD&Dのウーイァン呪文の分類は秘術系(オバロでの魔力系)である。

なおリンク先のイラストはウーイァンのアイコニック・キャラクターであるヒデヨリ/Hide-yoriさん。
髪型とかキモノとか突っ込みどころ満載だが、これでも3.0版「オリエンタル・アドベンチャー」のイラストの数々に比べると大分マシになっている点を見るに、メリケンにおけるカンチガイニッポンとそのファンタジーRPGへの影響は未だ根深いものがあると思われる。

クルシュさんのお子さん、うまれたよ

リザードマンも戦争直前のトリップ状態で「卵だ」という台詞があるのでもしかしたらこっちも卵生かもしれません。
クルシュは戦争時に孕む発言してたけど月経の周期とかどうなってるんだろう
流石のD&Dもそこまで補完してないだろうし

Posted by tanaka203 tanaka203 2018年02月28日(水) 21:11:41

 オバロwiki - モンスター一覧のコメ欄から転載

 

D&D3版系におけるリザードフォーク(旧リザードマン)の生態については、日本語で読める範囲ではパスファインダーRPGサプリメント「Monster Codex」のこの記事が詳しい(正確にはD&Dでは無いが)。

他には各版のモンスター・マニュアルにはリザードフォークの社会や文化、戦闘方針について軽く記述があるが、そこでも成人10人ごとに卵が1個あるとされており、卵生で間違いないようだ。

(他種族ではコボルドやペガサス、グリフィンなんかもD&Dでは卵生である。)


そして肝心のトカゲックス生殖関係についてだが…

D&D公式ではないが、d20オープンゲームライセンスに基づき作成されたサードパーティ製未訳サプリメント「Book of Erotic Fantasy」(通称:エロ本)ではファンタジー世界の性にまつわる諸々をがっつり200ページ弱にわたりルール化してあり、この本には幾つかのモンスター種族のアレなデータが載っている。

これによるとリザードフォークのセックスは情熱が欠如しており実用的、数年に1回繁殖期(通常は夏の最も熱い時期)に性交をおこない75%の確率で妊娠、妊娠期間(孵化日数)は6ヶ月、暖かく乾燥した場所に6~12個の卵を保管するが1/3程は孵らない、などなど。

(元々ツアレのクラス:スレイブに使えそうなデータ無かったかな~と思ってエロ本を読み込んでいたわけだが、性魔術師とかご主人様調教師とかそんなクラスばかりだった)


d20はWotCが作ったパンドラの箱、質を問わなきゃ何でもある。とはよく言ったもので、どんなニッチな事柄でも気軽に「D&Dには無い」とは言い切れない。とはいえ量が量だけに調べるのも面倒で迂闊な事は言えないなぁと、おっかなびっくりサプリをひっくり返しながら記事を書いているわけです。

"蒼薔薇" ラキュース・アルベイン・デイル・アインドラ

人間のクレリック9/パイアス・テンプラー1 ECL10 脅威度10

秩序にして善、中型サイズの人型生物

ヒット・ポイント:79(9d8+1d10+30)

イニシアチブ+2

移動速度:30ft

アーマ・クラス:21、接触14、立ちすくみ19
(敏捷+2、鎧+6、反発+2、外皮+1)

基本攻撃/組み付き:+7/+10

攻撃:+3キリネイラム= +14近接(2d6+7/19-20)

全力攻撃:+3キリネイラム= +14/+9

セーヴ:頑健+13、反応+7、意志+12

能力値:筋力17/敏捷力14/耐久力16/知力10/判断力15/魅力14(ポイントバイ32)

技能:〈交渉〉+8、〈精神集中〉+16、〈知識:貴族および王族〉+4、〈知識:宗教〉+7、〈治療〉+7

特技:《武器熟練》《強打》《薙ぎ払い》《ゆるがぬ信仰》《信仰の後見人》《聖なる闘士》《秩序への献身》

装備
魔剣キリネイラム、ヴァージン・スノー、フローティング・ソーズ、アミュレット・オヴ・ヘルス+2、クローク・オヴ・レジスタンス+2、ベルト・オヴ・プリーストリィ・マイト、アームバンド・オヴ・マキシマイズド・ヒーリング、リング・オヴ・プロテクション+2、マテコンポーチ、スクロール各種

 

基本クラス:クレリック
クレリック9Lvとしての信仰呪文発動能力を持つ、5Lv呪文まで
キュア系呪文の任意発動

1日の呪文数:6/5+1/5+1/3+1/2+1/1+1;DC=12+呪文Lv

アンデッド退散:1日5回

オーラ(変則):自分の属性に応じたオーラを発する

領域〈戦〉:領域特典として《武器熟練》を得る
領域〈秩序〉:《秩序への献身》に振り替え


上級クラス:パイアス・テンプラー
耐えぬく力:意志STや頑健STに成功することで効果を減らせる呪文について、セーヴに成功すれば一切の効果を受けなくなる

信仰呪文発動能力:パラディン呪文リストから準備する 1Lv1回


主に準備しているクレリック呪文
ディテクト・ポイズン、ガイダンス、クリエイト・ウォーター、ピュアリファイ・フード・アンド・ドリンク、ディヴァイン・フェイヴァー、ブレード・オヴ・ブラッド、コンヴィクション、イレイション、カーム・エモーションズ、クローズ・ウーンズ、マス・レジスト・エナジー、ディスペルマジック、マジック・サークル・アゲインスト・イーヴル、フリーダム・オヴ・ムーヴメント、パナシーア、ディヴァイン・パワー、フレイム・ストライク、レイズ・デッド

主に準備しているテンプラー呪文
ブレス・ウェポン


アイテム解説

〈魔剣キリネイラム〉=《ブラックレイザー/黒い剃刀》「武器・装備ガイド」収録
+3グレートソード インテリジェンスソード
60ft以内の生きているクリーチャーを感知
使用者に対し精神作用効果への完全耐性を与える
使用者に対しヘイスト呪文を発動(1日1回、CL10)

この剣には魂を食らうという特殊目的がある。
生きているクリーチャーに対しHPを-1以下にするようなダメージを与えたなら即座にデス・ネル呪文に類似した効果を発揮し、その生気を吸収する(意思セーヴDC15、無効)
これにより使用者は1d8の一時HP、筋力+2、有効術者Lv+1といった利益を得、これによって殺されたクリーチャーは蘇生困難となりウィッシュ、ミラクル、トゥルー・リザレクションによる蘇生であっても成功率は50%となる。

また魂を食らわずにいると3日ごとに自我値が1づつ上昇し、何かを殺そうと使用者を強制する。

もしアンデッドに対し間違ってこの能力を使うなら使用者は負のレベルを得、そしてアンデッド・クリーチャーは+5の一時HPを得る。これにより使用者のHDよりレベルが下がったならデス・ネル効果により殺されたかのように死に、その魂は刀身に吸収される。

属性:混沌にして中立
セーヴ:頑健+7、反応+7、意志+7
能力値:知力17/判断力10/魅力15 ; 自我 19
テレパシーによる交信(共通語、奈落語、竜語、巨人語)
市価:90,150gp

 

〈浮遊する剣群/フローティング・ソーズ〉
+1フライング・ロングソード×6本
小型サイズの人造
ヒット・ポイント:15、硬度12
イニシアチブ:+1;知覚 暗視60ft、夜目
移動速度:30ft飛行
アーマ・クラス:14、接触12、立ちすくみ13
攻撃:+2近接斬撃(1d6+1/19-20)
セーヴ:頑健+0、反応+1、意志-5


〈無垢なる白雪/ヴァージン・スノー〉
+1ミスリル・ブレストプレート(サンクティフィド、デス・ウォード)
サンクティフィド:鎧にホーリーシンボルが書き込まれており掲げる必要が無い。「Dungeonscape」出展
デス・ウォード:生命力吸収、[即死]効果、負のエネルギーに対する完全耐性、1日1回


もうちょいテンプラーLvを増やしたいところだが、殆どがクレリックになってしまった。英雄レベルでレイズ・デッド使えてテンプラ混ぜを再現しようとなるとどうしてもね、呪文発動能力が累積しないから仕方ない。

テンプラーをあと1Lv上げれば一撃/smite(攻撃+4,ダメ+11)を1日1回使えるようになるので、使用時には超技、ダークブレードメガインパク!と宣言しよう。

クラス構成は微妙だが、領域と特技で殴りクレにカスタマイズしてある。
《聖なる闘士》の効果でフレイム・ストライク呪文を保持していれば武器ダメに+5、《秩序への献身》を使えば命中orアーマクラスに+5[清浄]と、その上呪文バフを重ねれば前衛として十分勤まるだろう。


さて、何といってもこのデータの売りは〈魔剣キリネイラム〉=《ブラックレイザー》である。
ブラックレイザーは紙のD&D以外でもPCゲー「バルダーズ・ゲート2」に登場しており、そちらで既知の方も多いだろう。

「知性を持ち、魂を食らう黒の剣」と、ここまで書けば気付くであろうがみなさんご存知「ストームブリンガー」がモデルとなっている魔剣である。
その外見は「神秘的な星々の煌く夜空を切り取ったような刃を持つ」とあり、キリネイラムの元ネタではないか?と思わせるに十分だ。
こんな危険物をラキュースに使わせればいずれはエルリックのような不幸が…中二病では済まされない事になるかもしれない。

まあエターナルチャンピオンごっこは程々に、というのであればシナリオ「ホワイトプルームマウンテン:3.5e改訂版」に登場するレガシー・ウェポン版のデータを使おう。
こちらは儀式を行わずその能力を覚醒させなければ、弱いデータのままで精神を乗っ取られることはない。